むすびびと、集まれ!

一条真也です。

小森江市民センターでの講演を終えた後、大急ぎで門司から小倉の松柏園ホテルに戻ってきました。今日は、サンレーグループの「全国冠婚責任者会議」の日なのです。
全国各地から、わが社の誇る“むすびびと”たちが集まってきています。


                   “むすびびと”大集合!
                

“むすびびと”とは、わたしの造語です。
お葬式のお世話をする“おくりびと”は故人の魂を送るお手伝いをする人ですが、わたしは結婚式のお世話をする人を“むすびびと”と呼んでいます。
“むすびびと”は新郎新婦の魂を結ぶお手伝いをします。
さらに”むすびびと”は、人間関係の絆、とくに家族の絆をも結ぶお手伝いをするのです。
わたしは日々、わが社の“むすびびと”たちから魂を揺さぶられるような話を直接聞き、そのたびに目頭を熱くしています。そんな実話エピソードを集めたのが昨年出版した
むすびびと〜こころの仕事』(三五館)です。


                   涙しながら仕事する人たち


その中のエピソードは、すべて、わが社が運営するホテルや結婚式場で“むすびびと”たちが仕事を果たす中で生まれた生のドラマなのです。
そんな感動ドラマの生みの親たちが一堂に会し、会場は非常にハートフルな雰囲気に包まれました。わたしも社長として訓話をしました。
16時半からのスタートで、たった今、終わったばかりです。


             「結婚」と「結婚式」の意味について語りました


初めて会議に参加する副支配人なども多かったので、基本に立ち返り、「結婚とは何か」「なぜ人は結婚式をあげるのか」といった話をしました。
みんな真剣に聴いてくれました。会議が終了して、それぞれの持ち場に戻った後も、わたしの話を憶えておいてくれるといいのですが。
市民センターで話すのも、社員に話すのも「人間尊重」をテーマとしている点では同じ。
今日も天下布礼の手応えが確かにありました。
本当に、ありがたいことです。

2010年2月24日 一条真也