末広がりの五本締め

一条真也です。

全国冠婚責任者会議の懇親会を松柏園ホテルで開催し、大いに盛り上がりました。
各地の“むすびびと”たちが交流を深めました。
最後には、サンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。


              サンレー名物「末広がりの五本締め」


ふつう宴会の締めといえば、万歳三唱のほか、「一本締め」や「三本締め」がポピュラーですが、この「末広がりの五本締め」はちょっとユニークです。
最初は、両手の人差し指だけでチョチョチョンチョチョチョンチョチョンチョンと鳴らし、次に中指を加えた2本で、続いて薬指を加えた3本で、さらには小指を加えた4本で、最後は親指を加えた5本で手拍子を取るのです。
最初はまったく音がしませんが、指の数が増えるにしたがって、音が大きくなります。
ラストの5本すべてを使った手拍子は盛大になります。まさに末広がりです。



これは、人は1人では何もできないけれど、2人、3人、4人、そして5人と多くの人々が力を合わせれば大きな事が成し遂げられるのだというパフォーマンスなのです。
もともとは、わたしの父である佐久間進サンレーグループ会長)が発案しました。
父が会社の宴会や取引先の方々を集めたパーティーなどで披露するうち、生花業界などを中心に次第に全国に広まっていったようです。
わが社オリジナルの文化は色々とありますが、この「末広がりの五本締め」もそのひとつです。今夜は、マリエールオークパイン金沢の大塚総支配人が音頭を取り、全国の“むすびびと”たちの心が結ばれました。
なお、YouTubeでは橋本常務が解説入りで披露してくれています。


2010年2月24日 一条真也