人間学の専門家

一条真也です。

東京に来ています。
昨夜、野口嘉則さんにお会いしました。
ミリオンセラー『鏡の法則』(総合法令)をはじめ、『3つの真実』(ビジネス社)、『心眼力』(サンマーク出版)といった名著で知られる、「幸せ」と「人間学」の専門家です。
ちょうど1ヶ月前の東京自由大学の「いのちを考えるゼミ」で、野口さんがわたしの話を聞きに来て下さったのです。
その後はメールを交換したり、お互いの著書を送り合ったりしていました。
そのとき以来の対面でしたが、最初は近況報告からはじまったものの、同年齢ということもあり、次から次へと共通の話題が出てきて、時間があっという間に過ぎました。
それぞれの著書の誕生エピソードや、次回作への想いなども語り合いました。
野口さんによれば、『鏡の法則』も『3つの真実』も、ご自身のブログをまとめられたものだそうです。う〜、俺もブログ、がんばるぞ!
嬉しかったのは、わたしがお送りした『思い出ノート』に実際に記入して下さり、『愛する人を亡くした人へ』にとても感銘を受けたと言われたこと。
これから、親しい方を亡くされた方に『愛する人を亡くした人へ』を贈って下さるそうです。
本当に、ありがたいことです。
また、わたしが野口さんにお贈りした「仁義礼智忠信孝悌」のブレスレットを身につけていただいていたことも嬉しかったです。
以前、「いざとなったら玉を出せ!」のタイトルでブログに紹介したブレスレットです。
野口さんも、少年時代はやはりNHKの「新・八犬伝」に夢中になったとか。
「そのお返しにと言っては何ですが・・・」と言われて、コンパクトのようなものを取り出し、それをプレゼントしてくれました。
それは、なんと『鏡の法則』のオリジナル・コンパクトでした!
なんでも、同書の100万部突破記念パーティーの記念品として配られたレア・グッズだそうです。うわ〜、うれしいなあ!

              アッコちゃんも欲しがる(?)秘密のコンパクト


100万部突破記念だなんて、わたしには別世界の出来事ですが、その際に版元の総合法令の社長であるハイブロー武蔵さんから、「いろんな著者を見てきたけど、30万部を超えると天狗になる人が多いから、野口さんは気をつけて下さいよ」とアドバイスされ、それ以来、野口さんはご自身の身を律しておられるそうです。
マスコミなどに露出することも避け、ひたすら「人間学」を追求するその姿勢に、心から感服しました。
じつは記念に二人でツーショット写真も撮ったのですが、写真の公開も自粛されているとのことでした。
残念ながら、野口さんの優しい笑顔を皆さんにはお見せすることができません。
ミリオンセラー作家とは思えない腰の低さといい、丁寧な言葉遣いといい、さりげない気配りといい、まさに「礼能力」の高い方でした。
野口さんには、ニューオータニの日本料理店「ほり川」で、おいしい季節のお料理とお酒を御馳走していただきました。
とにかく「幸せ」と「人間学」の専門家との話は大いに盛り上がり、有意義かつ楽しい時間を過ごすことができました。
最後は、固い握手をして別れました。


野口さん、今夜は御馳走さまでした。
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。
今度は、ぜひ、わたしに御馳走させて下さいね!


2010年3月16日 一条真也