Web新連載がスタートしました!

一条真也です。

わたしは、現在いくつかの新聞や雑誌にコラムを連載しています。
その他、何冊かの単行本の書き下ろしを同時並行で進めています。
また、「天下布礼」のツールとなるブックレットなども書いています。
とにかく、活字とは切っても切れない毎日なのです。
ところが、今年からは少し方針を変えることにしました。
活字オンリーから、ちょっとだけWebにシフトしようと決めたのです。
これまでも、Web上の文通である「ShinとTonyのムーンサルトレター」などはありましたが、もともとが書見台で『論語』の和綴じ本を読むような超アナログ人間ですので、ITにも少しは馴染む必要ありと痛感しました。
それで、このブログもスタートしたというわけです。
そして本日、新しいコラムの連載がWeb上でスタートしました。


                  “TRUE HEART”を求めて


毎日jp」主催のポータルサイト毎日@葬儀 風のあしあと」への連載です。
コンセプトは「次世代へ命をつなぐ」というもので、新しい儀礼文化の発展と冠婚葬祭業界の営業支援を目的としています。
わかりやすく言うと、毎日新聞グループの葬儀ポータルサイトですね。
毎日新聞社デジタルメディア局が協力しています。             
毎日jp」は新聞社サイトでは2年連続、日本一のニュースサイトです。
Yahooとニュース配信で提携しているので「Yahooニュースサイト」から誘導されますが、月間で1億8000万ページビュー、月間訪問者数が約1700万人というから、大したものですね。さらに、「毎日jp」(トップページ)からの誘導アクセスが見込まれます。



現在、「毎日@葬儀 風のあしあと」は月間6万超のアクセス(1日2000〜4000アクセス)で、「毎日jp」との連動企画や様々な情報コンテンツを発信しています。
その主なコンテンツとしては、「葬儀情報コンテンツ(葬儀に関する情報・基礎知識)」「メモリアルコンテンツ(感動コラム、葬儀コラム、著名人メモリアル等)」「チャリティーコンテンツ(社会貢献活動)」「旅立ったあの人への手紙」「加盟葬儀斎場検索機能」「24時間無料電話・メール相談」などです。
なお、すべての葬儀、斎場などについての概算検索数は月間約67万回だとか。1日2万回超ですから、すごいですねぇ。
新連載コラムのタイトルは、「一条真也の真心」です。(タイトルをクリックして下さい)
なんだか面映いですが、「真也」と「真心」の「真」をかけているわけですね。
風のあしあと」を企画運営する株式会社アドウィンの長野智幸さんがつけてくれたナイス・コピーです。



ということで、これから月に2回、冠婚葬祭を中心に日本人の真の「こころ」を求めてゆきたいと思います。
もちろん、ITばかりでは人間の精神は悲鳴をあげてしまいます。
人と人とが直接会う機会がたくさんある社会でなければなりません。
そして、人と人とが直接会う最大の機会が冠婚葬祭であるというのが小生の持論です。
でも、わたしたちはITをまったく切り捨てて生活することはもはや出来ません。
また、Eメールやツィッター、SNSなどの「電縁」は対人コミュニケーションを激減させる一方で、同時に「無縁社会」への処方箋ともなる可能性を有しています。
毎日@葬儀 風のあしあと」は、リアル・コミュニケーションである冠婚葬祭と、バーチャル・コミュニケーションであるWebとの興味深い出会いの場となるでしょう。
わが社の社名である「サンレー」には「産霊(むすび)」という意味があります。
神道の言葉ですが、新郎新婦という二つの「いのち」の結びつきによって、子どもという新しい「いのち」を産むということですね。
わたしの連載コラムが、冠婚葬祭とWebという新旧のコミュニケーションを結びつけ、「ハートフル・ソサエテイ」という新しい「いのち」が生まれるお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません。
風のあしあと」の新連載「一条真也の真心」を、どうぞ、よろしくお願いします!


2010年4月12日 一条真也拝