島田裕巳氏のブログ

一条真也です。

東京に来ています。
朝、ホテルのロビーで打ち合わせをしていたら、ある編集者の方から「島田裕巳さんのブログに『葬式は必要!』のことが書かれていますよ」との知らせが。
モバイル・パソコンを開いて検索してみると、たしかに島田氏のオフィシャルブログ「島田裕巳の『経堂日記』」4月26日に書かれていました。
タイトルも、「『葬式は必要!』という本が出た」と、そのままです。
内容を読むと、島田氏が『葬式は必要!』の刊行を知って書店に出かけると、『葬式は、要らない』の横に平積みになっていたそうです。


                  要らないの、それとも必要なの?


そのコメントは淡々とされていますが、このような反論の書が出ることは喜ばしいと書かれていました。わたしは、このブログを読んで、島田氏の懐の深さに感銘を受けました。島田氏の発言の一部に異論はありますが、この対応は、まさに大人の態度です。
もし、わたしが島田氏の立場だったら、どうでしょうか。
わたしは小倉生まれの玄海育ちで気が荒いところがあります。
なので、「なんじゃ〜コラ、一条真也ってクソガキは!どこのボケじゃ、コラ!」と、長州力橋本真也の口喧嘩ではありませんが、「コラ」を10連発くらいしたかもしれません。もちろん冗談ですけどね。(笑)
さすが島田氏は、きちんと自分の名前と顔をさらして言説を唱えている方です。
どこかの卑怯な匿名ブロガーとは大違いですね。なんだか島田氏に会ってみたくなりました。ちょうど東京に来ていますので、自宅や職場に出向いて御挨拶してもいいのですが、それだとストーカーみたいなので止めておきます。(笑)



わたしも、意見の異なる者同士が正々堂々と議論するというのは素晴らしいことだと思います。それが言論の自由ですよ。それが民主主義ですよ。昨夜、北朝鮮という収容所国家の現実を描いた映画「クロッシング」を観たばかりということもあり、なおさら言論の自由の必要性を痛感します。あくまでも自分の正体を明かした上での発言でなければ妄言にすぎませんけどね。
葬式は必要!』のアマゾンのレビューなどを読むと、島田氏と小生に対談してほしいといった内容のものがありました。たしかに、「葬式無用論vs葬式必要論」というのは面白いかもしれませんね。どのメディアがいいでしょうか?
フューネラルビジネスの業界誌などより、一般紙のような公平な場がいいでしょうね。
もしくは、島田氏にも小生にも縁の深い出版社である三五館から対談本を出すのも面白いかもしれません。今日は、午後から四谷の三五館さんを訪問し、星山佳須也社長にもお会いするので、提案してみようかな?


2010年4月27日 一条真也