青いうた♪

一条真也です。

青いバラ」について書いていたら、新刊『幸せノート』も青い本だと気づきました。
正確には、濃いネイビー・ブルーのノートブックですが。
「ブルー」というと、結婚に関しては「マリッジ・ブルー」と「サムシング・ブルー」という相反するニュアンスの言葉があります。
「マリッジ・ブルー」とは結婚そのものに対する漠然とした不安のことですね。
一方、「サムシング・ブルー」とは、イタリアのカプリ島にある「青の洞窟」に由来します。
太陽光線と海水のかげんで信じられないほど美しいブルーが出現する「青の洞窟」は一種の奇跡ととらえられ、そこから花嫁が何か一点でも青いものを身につけて結婚式に臨めば、必ず幸せになれるという伝説が生まれたのです。
もちろん、『幸せノート』の色は「サムシング・ブルー」のイメージです。
すなわち、「青の洞窟」のネイビー・ブルーなのです。

  
                  『幸せノート』はネイビー・ブルー


ということで、今回は「青」にまつわる歌を集めてみました。
まずは、SMAPの「青いイナズマ」です。
わたしは、わりとSMAPが好きですが、特にこの「青いイナズマ」がお気に入りです。
「ゲッチュー!」という掛け声を聞くと、元気が出ますね。(笑)


それから、BOOWYの「B−BLUE」も懐かしいですね。
ボーカリスト氷室京介の最良の部分が出ているように思います。
この頃のBOOWYには、本当にオーラがありました。
氷室京介布袋寅泰のツートップに、ビートルズポール・マッカートニージョン・レノンのイメージさえ重なったものです。


最後は、徳永英明の「RAINY BLUE」です。
先日、「東京の止まり木」ことカラオケスナック「DAN」に行ったとき、カウンターの隣のお客さんがカラオケで歌っていましたが、とても良い曲でした。
「RAINY BLUE」というタイトルからわかるように、ブルーというのは雨の色であり、水の色なのですね。
徳永英明は、「輝きながら」や「壊れかけのRadio」もいいですが、一連の女性歌手の歌のカバーもいいですね。
その透明感のある歌声は、男女の性別などを超越した世界を感じさせてくれます。


2010年5月9日 一条真也