一条真也です。
現代書林の坂本桂一社長にお会いしました。
最初の出会いの場所は、ホテルニューオータニのエスニック・レストラン「トレーダー・ヴィックス」でした。「出版寅さん」こと内海準二さんに紹介していただきました。
坂本社長は、そのとき、まだ社長ではなく、営業の担当者でした。
最初にお会いした第一印象は、「あっ、ハジメくんだ!」と思いました。
コンタロウのマンガ『いっしょうけんめいハジメくん』の主人公のイメージそのものだったのです。それぐらい、真面目で誠実な方だという印象を持ちました。
それもそのはず、坂本社長は早稲田大学のグリークラブの出身でした。
ということは、あのボニージャックスの流れを継ぐ者です。
カラオケにご一緒したこともありますが、かなりの美声でした。
グリークラブ出身とは、どうりで、さわやかなはずです。
おつきあいを続けるうちに、その印象はますます強くなりました。
まさに「出版界の真実一路」のような方です。
早稲田出身ですから、わたしの先輩でもあります。
初めて現代書林さんから出していただいた本は、『愛する人を亡くした人へ』でした。
その後、『茶をたのしむ』『花をたのしむ』『灯をたのしむ』『香をたのしむ』『思い出ノート』『幸せノート』『また会えるから』と、わたしの本を8冊も刊行していただいています。
今日は、赤坂サカスの劇場で行われた舞台「おくりびと」に坂本社長と内海さんをご招待させていただきました。3人で仲良く並んで演劇鑑賞しました。
その内容が、まさに『愛する人を亡くした人へ』や『また会えるから』の世界そのもの。
なんだかもう、わたしは感無量でしたよ。
坂本社長、久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2010年6月3日 一条真也拝