ジャニーズの夏♪

一条真也です。

ブログ「ジャニーズのうた♪」で、田原俊彦近藤真彦、少年隊のデビュー曲をご紹介しました。今夜は、3組の夏にふさわしいナンバーをお届けしましょう。
まずは、田原俊彦の「シャワーな気分」です。
トシちゃんは当時は歌が下手とか言われていました。
でも、今聴いてみると決して下手ではありません。
何よりも、動きが激しいにもかかわらず、一生懸命に歌っています。
クチパクでごまかす当世のアイドルは、トシちゃんを見習うべきです。
そして、いつもながらに素晴らしいダンス。この「シャワーな気分」では、ムーンウォークをはじめ、マイケル・ジャクソンを意識したダンスが炸裂しています。
はたして、今のジャニーズに彼ほど踊れるタレントがいるでしょうか?
また、「ザ・ベストテン」での伝説の回転マイク投げ衣装脱ぎのパフォーマンスは忘れられません。当時、練習では何回やってもうまくいかなかったとか。
それでも、最後に本番でチャレンジしたら初めて成功したそうです。すごいですね!
演出でビショ濡れになっても負けないトシちゃんは、本物のエンターテイナーでした。



そして、近藤真彦の「真夏の一秒」です。
マッチの夏の歌といえば、映画「嵐を呼ぶ男」の主題歌だった「た・め・い・き・ロカビリー」とこの「真夏の一秒」がすぐに浮かびます。
ブービー LADY」という不思議なフレーズが印象的でした。
「ナンパ野郎の ROLLING 恋なら転がりな」という歌詞も良かったですね。
嵐を呼ぶ男」は石原裕次郎の名作で、そのリメイク映画で主演を果たしたのです。
いま、ビールのCMで「嵐を呼ぶ男」をBGMに館ひろしがドラマーに扮しています。
でも、本当はマッチにやってほしかったですね。
この頃のマッチは飛ぶ鳥を落とす勢いで、かわいくてカッコイイ、まさに「かわカッコいい」スーパー・アイドルでした。



最後は、少年隊の「君だけに」です。
彼らの代表作といえるバラードの名曲ですが、特に夏の歌というわけではありません。
でも、歌に出てくる「銀河」というキーワードから夏を連想してしまいます。
夏の夜空の星を見上げながら、夏の海の波をながめながら、二人きりでそっと愛をささやくというイメージがこの歌にはあります。
それにしても、この頃からジャニーズのアイドルはキラキラ輝いていましたね。
嵐もいいけど、やっぱり、この頃のトシ、マッチ、ヒガシはいいですねぇ!


2010年7月25日 一条真也