受賞祝賀会

一条真也です。

社員旅行から戻ると、そのまま、ある祝賀会に向かいました。
ブログ「月の織姫」で紹介した染織家の築城先生が、日本伝統工芸展において、日本工芸会奨励賞を受賞されました。そのお祝いの会です。
築城先生は、幻の「小倉織」を復興された方として知られています。
高校の先輩でもあり、わたしの姉貴分です。
この賞は、姉貴が一番欲しかった賞とのことで、わたしも嬉しかったです。


                  みんなで受賞を喜びました


受賞作品は、小倉縞木綿帯「面影」でした。
東京の三越本店で9月22日から10月4日まで展示されます。
祝賀会は、17日18時半から小倉は鍛冶町の「和楽」で開かれました。
お世話役は、ゼンリンプリンテックスの大迫会長でした。
北九州の経済や文化を代表する方々に混じって、今夜は佐賀から十四代・今泉今右衛門さんもお見えになっていました。言うまでもなく、日本陶芸界の大物です。


               十四代・今右衛門さんから目録を進呈


                  挨拶をされる築城さん


約20名の参加者からの志によって今右衛門さんに記念の器を焼いていただくことになり、その目録が今右衛門さんから進呈されました。
今夜は、前北九州市長の末吉さんをはじめ、多くのサプライズ・ゲストも顔を見せられ、大いに盛り上がりました。
「文化の砂漠」などと言われる北九州において、築城先生は「砂漠のバラ」です。
いつの日か文化勲章を受けられ、さらには人間国宝となられることを夢見ています。
築城先生のおかげで、夢を肴に非常に美味しいお酒を飲むことができました。
築城先生、本当におめでとうございました!
大迫会長も、お疲れ様でございました。


                  美味しいお酒が飲めました


2010年9月18日 一条真也



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