アフターサービス

一条真也です。

東京から北九州に戻ってきました。台風の影響か、今日の飛行機はかなり揺れましたが、無事に北九州空港に着きました。
サンレー本社の社長室に入ると、届いたばかりの雑誌「ふくおか経済」12月号が机の上に置かれていました。もう12月号が出る時期になったのですね。


                  「ふくおか経済」12月号より


早速、同誌を開いてみると、わたしの紹介記事とともに、10月1日にオープンしたムーンギャラリー小倉本店の記事が掲載されていました。
いずれも、同誌のホープである八尋修平記者が書いてくれた記事です。
グリーフケアのサポートを目的としたムーンギャラリーの意義などが書かれていました。
そして、わたしの記事の冒頭には、「単に葬祭会館をつくればいいという時代ではない。ビジネスを超えたアフターサービスが必要だ」という発言が紹介されていました。
そう、グリーフケア・サポートとは、葬儀のアフターサービスに他なりません。
それは、ビジネスを超えたものです。かつ、新時代のビジネスを拓くと思っています。


                  「ふくおか経済」12月号より


ブログ「助成金交付式」にも書いたように、社会にとって意義のある活動を続けるためには事業性が欠かせません。それは、ドラッカーも強調したことです。
そうでないと、いくら理想が立派でも活動を継続することはできません。
ブログ「人生の卒業式」にも書いたように、わたしは葬儀とは「人生の卒業式」であり、「人生最後の檜舞台」や「有終の美」であり、「グランド・フィナーレ」だと思っています。
また、人生の総決算としての葬儀にとって、隣人祭りとはビフォアーで、グリーフケアとはアフターの要素を持っています。ビフォアー・イン・アフターの三位一体のサービスがあってこそ、幸福な「老い」と「死」のデザインが実現するのだと信じています。
わたしは、これからもアフターサービスとしてのムーンギャラリーの展開に経営者としての情熱を傾けながら、世のため人のためになるお手伝いがしたいと願っています。


2010年10月30日 一条真也