皇産霊神社

一条真也です。

皇産霊神社(みむすびじんじゃ)を初詣で訪れました。
サンレーグループの総守護神を祀った神社ですが、佐久間進会長の「北九州で朝日が一番美しい青浜に神社を建てたい」という願いがかなって1996年に建立されました。
毎年、元旦には何千人もの人々がこの神社を訪れ、初日の出を拝んでいます。


                        皇産霊神社 

                     念ずれば花ひらく

                       鳥居の前で

                       社殿を望む 


いま、神社が非常に見直されているようですね。
特に若い人たちのあいだで、「パワースポット」として熱い注目を浴びています。
わたしも、疲れたときなど、よく神社に行きます。
ゆたかな緑の中にいると、いつの間にか元気になります。
また、神社はさまざまな願いをかなえてくれる場所でもあります。
わたしは、しばしば志を短歌に詠み、神社に奉納します。
不思議とその後は物事が順調に進み、願いがかなうような気がしています。


                     奉納された庸軒道歌


皇産霊神社に祀るご祭神は、古事記日本書紀が伝える造化(ぞうか)の神、天津神(あまつかみ)系の高皇産霊神(たかみむすびのかみ=男神)、神産霊神(かみむすびのかみ=女神)の二柱が主祭神であります。
「皇産霊」の「皇」は天津神の冠称であり、「産」は生成、生産などの天地創造、国土造成を表し、「霊」は日、陽の意を表しています。
すなわち、「産霊(むすび)」とは、陰と陽の相対的なものが和合すれば必ず一つの新しい活力が生まれることを意味しています。
皇産霊神社は、この二柱の神と合わせ、天照大神(あまてらすおおみかみ)、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)等、六柱の神を合祀していて、「神と人とのふれあい」、「人と人とのふれあい」を高め、人類愛、社会愛、祖先愛、家族愛、夫婦愛、更に、自然・人間相互のふれあい、むすびあいの道を尊び、五穀豊饒、交通安全、縁結び、子授け、安産等、人の幸福に関することに御神徳を発揮されます。


                     境内社の「むすび神社」


中でも、人と人との縁を結ぶ「えんむすび」には特に霊験があるようです。
境内社である「むすび神社」には、天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)の夫婦神をお祀りし、幸せへの願い、「縁」をより強く結びつけてくれます。また、七福神も一堂に祀られていますので、七福神巡拝が居ながらにでき、多くのご神徳を授かることができます。
ここでは縁起のよい「日本一の招福河童」と「七福河童」も皆様の福を見守っています。
そう、ここには神道のみならず、いわゆる民間信仰も含めて、訪れた人々を幸せにする「ご利益」が詰まっているのです。


                        社殿の中で

                       美しい海を望む


八百万の神々をいただく多神教としての神道の良さは、根本的に開かれていて寛容なところです。神社ほど平和な場所はありません。
伊勢神宮出雲大社には心御柱がありますが、すべての神社は日本人の心の柱だと思います。この 皇産霊神社は九州の最北端に位置し、海を一望できる素晴らしいロケーションです。あなたも、ぜひ一度、いらっしゃいませんか?


                  神社に行くと、元気になれる!


2011年1月4日 一条真也