新年祝賀式典

一条真也です。

門司の皇産霊神社から小倉の松柏園ホテルに移動しました。
そして、2011年度サンレーグループ新年祝賀式典を行いました。
さまざまな部署から、総勢400名以上が参集しました。


                  サンレーグループ新年祝賀式典

                大野所長による力強い「S2M宣言」

                    佐久間会長による訓示


まず、施行相談課の有村課長による「ふれ太鼓」で幕を明け、総務課の末廣課長による「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、それから徳力営業所の大野所長によって「経営理念」「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和しました。
そして、佐久間進 サンレーグループ会長による「会長訓示」の後、いよいよ、わたしの「社長訓示」が行われました。


                      社長訓示をしました


今年は、サンレー創立45周年の記念すべき年です。
創業の地である北九州本部では、大規模なシルバーカラオケ大会やグランドゴルフ大会などを企画しています。また、今年も多くの「隣人祭り」を中心とした隣人交流イベントの開催をサポートしてゆく予定です。
これらの活動は、すべて「無縁社会」から「有縁社会」へ進路変更する試みです。
無縁社会」とはNHKがつけた言葉ですが、昨年の流行語にも選ばれました。
また、昨年末には朝日新聞が「孤族の国」という言葉を打ち出しました。
無縁社会」に「孤族の国」、まったく嫌な言葉ですね。
人々を不安に陥らせる呪いの言葉でもあります。
ぜひ、「有縁社会」や「家族の国」を再生しなければなりません。
それには、何よりも血縁と地縁を再生することが最優先です。
血縁や地縁ではない縁を重視する人もいます。
しかし、人間とはあくまでも血縁と地縁の中で生きている存在です。
「正月の凧のようにタテ糸としての「血縁」とヨコ糸としての「地縁」を張って生きることこそ、人間としての幸福なのです。


                   互助会の使命を訴えました


わたしは、いま、冠婚葬祭互助会の全国団体である(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の理事であり、広報・渉外委員長です。
わたしは、生涯未婚に孤独死や無縁死が問題となる中、冠婚葬祭互助会の持つ社会的使命はますます大きくなると思っています。
わたしは、互助会が日本社会の無縁化を必死で食い止めてきたと思っています。
しかし、それが半世紀以上を経て一種の制度慰労を迎えた可能性があるとも思います。
制度疲労を迎えたのなら、ここで新しい制度を再創造しなければなりません。
すなわち、今までのような冠婚葬祭の提供だけにとどまらず、互助会は「隣人祭り」によってイノベーションを図る必要があるはずです。


          「自らの使命を知れば迷いなく有縁めざして世直しすべし」


現在、わが社は「隣人祭り」を含む隣人交流イベントを年間400回以上も開催サポートしています。おそらく日本で最も多く隣人交流イベントの開催サポートをしているのは、わが社であると確信しています。「隣人祭り」をはじめ、「婚活塾」や「グリーケア・サポート」などの諸活動によって、ぜひ「無縁社会」を「有縁社会」に、「孤族の国」を「家族の国」にしたいと強く願っています。そして、最後に「自らの使命を知れば迷いなく有縁めざして世直しすべし」という歌を詠みました。


                    各責任者からの決意表明

                    最後は「和のこえ」で                  


その後、各責任者からの決意表明を受け取りました。
また、各種の受賞者に表彰状をお渡ししました。
最後は、全員で手をつないでの「和のこえ」を管理本部の中野本部長が音頭を取り、記念式典がめでたく終了。「和のこえ」で全員の心が一つになりました。
いよいよ、今年から、わが社の「世直し」が本格化します。どうぞ、お楽しみに!


2011年1月4日 一条真也