コンプライアンス研修会

一条真也です。

東京に来ています。
伊藤忠商事本社での打ち合わせ後、伊藤忠の方と青山でパスタ・ランチをしました。
その後は、昨日と同じく亀戸へ向いました。アンフェリシオンで、(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の理事会、研修会、賀詞交歓会が行われるのです。


                    アンフェリシオンの玄関


13時半から15時まで理事会が開かれ、わたしは広報・渉外委員長としてテレビCMの製作、映画「手塚治虫ブッダ」の支援などについて進捗状況を報告しました。
そして、15時半からは研修会が開催されました。
今日の講師は、みずほ総合研究所コンサルタンティング部・主席コンサルタントの水沼一郎氏。テーマは、「コンプライアンスの意味と体制整備の必要性について」でした。


                     水沼氏の講演


コンプライアンス」とは、「法令遵守」という意味です。
偽装表示、欠陥隠蔽、詐欺的販売、個人情報漏えい・・・・・。
消費者の信頼を揺るがす不祥事が続発しています。
こうした企業の多くが法令違反を問われ、社会から厳しい批判にさらされています。
行政処分によって、業界の最大手企業が忽然として消滅する事態も現実に起こっています。まさに、正しいことをしないと損をするのです!
企業においては、消費者保護をより一層重視する姿勢が求められています。
消費者に対して儀式サービスを提供する冠婚葬祭互助会も例外ではなく、わが社では、これまで以上に消費者保護を意識し、コンプライアンス委員会を設置しました。
もともと日本は法治国家ですから、法令遵守は当たり前の話。法律を超えて消費者の視点に立ち、国民が安心して暮らせる社会を目指さなければなりません。


               わが社の「コンプライアンス管理の実践」


わが社では、「コンプライアンス管理の実践」を次のように3項目にまとめています。
一.私たちは、営業をする際、社名・氏名・目的を告げて、人間関係づくりに努め、必要以上の契約は致しません。
一.私たちは、加入意思のないお客様に対し、執拗な勧誘は致しません。
一.私たちは、不実告知、不利益不告知、他社の誹謗・中傷をすることなく、説明責任を尽くし、誠実に営業をします。


                     本日のまとめ


今日の研修会での講演は、パワーポイントを使って大変わかりやすかったです。
講演はたっぷり2時間近くありましたが、勉強になりました。
本日のまとめとして、以下の3点が挙げられました。
コンプライアンスとはどういうことか?
→ 自社の価値観を基に約束をまじめに守る
●何のためにコンプライアンスがあるのか?
→ リスクマネジメントと安全安心・信頼される企業への土台作り
コンプライアンスのためにどのように行動すればよいのか?
→ コンプライアンスという土台の上に、商売は成り立つという経営者の姿勢を示す
以上、今日学んだことを忘れずに、社員にも伝えていきたいと思います。


2011年1月18日 一条真也



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