一条真也です。
東日本大震災の被災者たちにエールを送るプロジェクトが始動しました。
有名芸能人たちによるもので、名づけて、「kizuna311」プロジェクトです。
映画「おくりびと」の脚本家・小山薫堂氏のプロデュースによるものです。
渡辺謙氏が宮沢賢治「雨ニモマケズ」、佐藤浩一氏が谷川俊太郎「生きる」を朗読。
香川照之氏が熱いメッセージを送っています。
この3人の他にも、吉永小百合、役所広司、笑福亭鶴瓶、南果歩といった方々が、このプロジェクトに賛同し、メッセージを寄せています。
プロジェクトの一番槍の役目を果たした渡辺謙氏は、「今この国にある最高の財産は、人と人との絆です」と述べています。
この大震災は、わたしたちの社会の方向性を確実に変えました。
「無縁社会」から「有縁社会」へと一気に進路変更しました。
そこで、日本人みんなが「人と人との絆」の大切さに気づきました。
忘れていた血縁の大切さ、地縁の大切さを思い出しました。
香川照之氏は、「日本は今、こころが一つになっています」と語っています。
この大震災によって、日本にハートフル・ソサエティが到来したのかもしれません。
そして、新しい社会のキーワードは「kizuna」です。
*このブログ記事は、994本目となります。
2011年3月20日 一条真也拝