ニュー・バンケット

一条真也です。

ブログ「ほんとうの宝石」で紹介した松柏園ホテルの「THE JEWEL BOX」が非常に好評です。その人気バンケットが金沢にもできました。



                 マリエールオークパイン金沢にて

                  ニュー・バンケットの入り口


北陸大学入学式」と「茂木健一郎講演会」が終了した後、わたしは金沢市広岡にある結婚式場「マリエールオークパイン金沢」に向いました。
バンケットTHE JEWEL BOX」を確認するためです。
部屋中がキラキラしていて、非日常的なムードがよく出ています。
特に新婦さんたちから人気を集めているそうです。
ホワイエのソファーも一新して、一気にニューヨーク・モダンになりました。


                  部屋中がキラキラしています

                  ソファーもモダンになりました


さて、「THE JEWEL BOX」とは「宝石箱」という意味ですね。
この宝石箱の中に入る宝石とは何でしょうか?
もちろん、強い愛で結ばれた新郎新婦です。
しかし、それと同じく、あるいはそれ以上の宝石を忘れてはなりません。
それは、新郎と新婦それぞれの家族です。
どんなに時代が変わろうとも、結婚式や披露宴のキーワードは「家族」だと思います。
昔の日本の婚礼は「家」がキーワードでしたが、それはなくなりました。
でも、今でも「家族」はキーワードです。


                     みんな元気でした


無縁社会」という言葉が昨年の流行語になりました。
日本の家族がドロドロに溶け出していると言われました。
いま、未曾有の国難を迎えて、日本人の心はますます荒廃しています。
その心を救うものは、やはり家族しかないのではないでしょうか。
結婚式で生まれる「夫婦」は最初の「家族」です。
でも、その「家族」にはそれぞれの母体となった「親・家族」がいます。
多くの「家族」がつながって「親族」を形作ります。
「夫婦」も「親子」も「家族」も「親族」も、何かというと「面倒くさい」とか「うざい」とか「束縛するもの」といったふうにネガティブにとらえられ、やたらと「自由」や「個人」や「合理主義」がもてはやされてきました。
結婚式の主役は、「家」から「個人」へ。
そして、いま、「個人」から「家族」へ。
新会場で、たくさんの「家族」という宝石たちがキラキラと輝くことを願っています。


                     枝野官房長官


この後、わたしは東京に向います。
内閣官房の方とお会いするためです。
すると、なんと「マリエールオークパイン金沢」で枝野幸男官房長官に会いました。
なんで、あの枝野さんが金沢にいるのか!
仰天しましたが、よく見ると、サンレー北陸の畑中亨康部長でした。
それにしても、本当によく似ています(笑)。
笑い事ではなく、日本が大変な国難にあります。
ということで、わたしは小松空港から羽田空港へと向ったのでした。


2011年4月6日 一条真也