ブックストア談

一条真也です。

東京に来ています。
先程、西日暮里の「セレス21」で開催された全互連の理事会を終えたところです。
冠婚葬祭互助会の全国団体ですが、わたしは副会長を務めているのです。
被災地への人的派遣の問題を中心に、活発な議論が交わされました。


                    ブックストア談


理事会終了後、わたしは西日暮里から山手線で浜松町に向いました。
浜松町駅のコインロッカーに荷物を入れてあったので、それを取り出すためです。
荷物を出した後、いつものようにコインロッカー前の書店に入りました。
ブックストア談」という日本でも有数の大型書店です。
大手書店チェーンである文教堂の経営だとか。
わたしは、東京出張のたびに、この「ブックストア談」に寄るのが習慣です。


                        おっ!

                       おおっ!!

                  まるでタイマン勝負ですね(笑)


入り口を入ってすぐ、ベストセラーを並べた棚があります。
その方向を見ると、「無縁社会」という看板が見えました。
どうやら、『無縁社会』NHK「無縁社会プロジェクト」取材班編著(文藝春秋)のPOPのようです。ブログ『無縁社会』で紹介した本です。
POPに近づいてみると、その本がたくさん置かれていました。
ふと、左横を見ると、なんだか、見覚えがある本も・・・・・。
なんと、『隣人の時代』(三五館)が大量に置かれているじゃありませんか!
同書のサブタイトルは「有縁社会のつくり方」です。
まさに、「無縁社会」vs「有縁社会」といった様相でした。



隣人の時代』の編集者である「出版界の青年将校」こと三五館の中野長武さんによれば、「ブックストア談」での売れ行きが非常に良いそうです。
ブックストア談」さんは、以前も『最短で一流のビジネスマンになる! ドラッカー思考』(フォレスト出版)をメインの棚に数百冊並べ、ガンガン売って下さったことがあります。
隣人の時代』ですが、「朝日新聞」と「読売新聞」の全国版に書籍広告を出したおかげで、知名度が一気に高まりました。
さきほど、「賢者の選択」というBS番組の方から、出演の打診がありました。
今日の全互連の会議でも、東京の(株)日冠の小泉宗孝社長、名古屋の(株)名古屋冠婚葬祭互助会の土、田直樹社長の口から同書の話題が出ました。
また、同じく全互連の副会長である群馬の(株)ライフシステムの小泉進社長からは、「素晴らしい本なので、50冊ほど買わせてもらいました」と言われました。本当に、ありがたいことです。互助会の仲間のみなさんに心より感謝しております。



それにしても、『無縁社会』vs『隣人の時代』には驚きました。
なんだか、『葬式は、要らない』vs『葬式は必要!』以来のタイマン勝負、ガチンコ対決、イデオロギー・バトルといった印象です。
日本を代表する書店で実現した、このようなUFCスタイルというか、デスマッチ形式(?)の並べ方が全国の書店にも普及してくれるといいのですが・・・・・。
できれば、『隣人の時代』のPOPも作ってほしいです。
有縁社会がんばれ! 無縁社会に負けるな!
三五館もがんばれ! 文藝春秋に負けるな!


2011年4月11日 一条真也