寅さんHP

一条真也です。

いま、羽田空港のラウンジで、このブログを書いています。
これから小松空港に向かい、金沢にある北陸大学に出講するのです。
さて、「出版寅さん」こと内海準二さんのホームページ「内海準二のオフィシャルサイト」が開設されました。ブログとツイッターもやられているそうです。
13日のブログ記事「ホームページ始まる 」と6日のブログ記事「隣人祭り」には、わたしのことも書いていただきました。


               「内海準二のオフィシャルサイト


ブログ「レベル7」に書いたように、昨夜は心が落ち込みました。
じつは、長女が昨日上京してきて、横浜での学生生活をスタートしたのです。
大震災の影響で、大学の入学式も中止され、授業そのものは5月からの開始になりましたが、4月14日からガイダンスが行われるのです。
長女は1人で北九州空港からスターフライヤーに乗って上京、羽田空港から京急のリムジンバスで横浜へ。わたしも日本橋での伊藤忠商事さんとの打ち合わせを終えた後、横浜に向って合流したのです。
その後、長女の部屋のカーテンの取り付けを手伝ったり、横浜駅前のヨドバシカメラでパソコンのプリンターを一緒に買ったりしました。最後は、相鉄ジョイナスの地下に入っているカフェでお茶してから、駅の改札口で別れました。
「じゃあ、何かあったら連絡しろよ」と言って別れましたが、なんだか長女は不安そうでした。生まれて初めての1人暮らしを、しかも故郷の北九州から遠く離れた横浜の地で開始するわけですから、心細くなるのは仕方がないでしょう。
しかも、新生活をスタートする時期としては最悪のタイミングです。
昨日も何度も余震があり、こともあろうに「レベル7」が正式決定するという日に、わが娘を残して横浜を去るのは、わたしも不安でした。
「もしかしたら、長女はもう北九州で暮らすことはないかもしれない」と思いました。
わたしの妻も、故郷の広島から上京して早稲田に入り、そこでわたしと知り合って、そのまま結婚しました。結果として、大学入学と同時に実家には戻らなかったわけです。
妻の姉も同じでした。娘を持つ親というのは寂しいものですね。



地震も不安ですが、放射能はもっと不安です。
長女や、いずれ生まれてくるかもしれない孫のことなどを考えると、暗澹たる気分になりました。放射能が最悪レベルになった国に生まれてくる子どもたち・・・・・。
それで、昨夜のブログは、あのように暗い内容になったわけです。



昨夜、仕事のことで電話したとき、内海さんに長女のことを話しました。
長女をよく知っている内海さんも、一緒に心配してくれました。
森本レオに似た声を持つ内海さんと話しているうちに、癒される思いがしました。
内海さんも、自身のファースト・ブログ記事である「記念日」で、息子さんの誕生日に幸福を祈ったと書かれています。やはり、人間の基本とは「家族」であり、人間の「こころ」を支える最大のものこそ「家族愛」です。
家族あるいは血縁こそ、人間の根であり、それを捨てた人間は「根無し草」となります。
「家族愛」から「隣人愛」、そして「郷土愛」、さらには「人類愛」へと広がっていけば素晴らしいですね。本当に心からそう思います。

 
                    ブログも書かれています


内海さんのHPを読んでいるうちに、だんだん気分が晴れてきました。
ブログだろうが、HPだろうが、何か新しいものが始まるというのは、世界そのものが新しくなることかもしれないと思いました。
人は日々死んで生まれ変わる。世界もまた日々、変化を遂げているのです。
そう、月が欠けては、また満ちるように・・・・・。
内海さんは、「ホームページ始まる 」で、わたしのことを過分に評価してくれています。いや〜、穴があったら入りたい心境ですね。
内海さんのHPのこれからの進化に大いに期待しています。


                   ツイッターで私生活を知りたい!


ブログやツイッターは、これまで謎の多かった内海さんの私生活を覗き見ることができそうで(笑)、ワクワクします。読んでいて、怪しい行動とか矛盾点とか発見したら、遠慮なくバンバン指摘するつもりです。内海さん、覚悟して下さいよ(笑)。
冗談はさておき、HPの開設、おめでとうございます。
出版寅さんの新しい船出に幸あれ!


2011年4月13日 一条真也