金沢の桜

一条真也です。

今朝、大浦静子さんからメールが届きました。
ブログ『あなたにあえてよかった』で紹介した金沢在住の方です。
大浦さんは自身のブログで、『隣人の時代』(三五館)を紹介して下さいました。
金沢の書店では品薄で、やっと入手されたそうです。
ブログの最後は、「今日は金沢、近くの北陸大学へ出講ですね。雲一つない青空に迎えられて・・・。超多忙の一条さん、お邪魔をしないように心がけながら、陰ながら応援しております」と結ばれていました。大浦さん、いつも、ありがとうございます。

                   金沢の桜は満開でした

                  兼六園は大変な人出でした


今日の金沢は、本当に雲一つない青空でした。
そして、兼六園を中心に桜が満開で見事でした。
昨年の12月、金沢を訪れたとき、初雪が降りました。
大浦さんは、そのことを「雪は天からの手紙」というブログ記事に書かれました。
大浦さんの亡き娘さんである郁代さんが、九州から来たわたしのために金沢に初雪を降らしてくれたと書かれていました。また、わたしが「中谷宇吉郎 雪の科学館」を訪れたのも郁代さんの仕業であったというのです。
この「癒し」の物語に感激したものですが、今日の金沢は「桜の満開宣言」が出されたそうです。もしかしたら、これも天国の郁代さんのはからいかもしれないと思いました。
(その後、大浦さんは「素敵なプレゼント」というブログ記事を書かれました)



初雪に満開の桜・・・・・本当に素敵なプレゼントに感謝しています。金沢の桜は、金沢の雪と同じく、「はかなさ」が漂っていて、この世の無常を感じてしまいます。
日本の空には放射能も流れているかもしれませんが、桜の花びらも舞っています。
わたしは、四季があり、国をあげて桜を愛でる日本が大好きです。
そして、哀しいほどに美しい金沢の街が大好きです。


                     兼六園の前で


2011年4月13日 一条真也