横浜再訪

一条真也です。

ブログ「横浜」に書いたように、先月末に次女と横浜を散策しました。
今日は、長女と一緒に、横浜の元町・中華街あたりを歩きました。


                    まるで外国のようです

                      外人墓地で


「横浜ブリキのおもちゃ博物館」を出ると、周囲はエキゾチックな雰囲気で、まるで外国です。「外人墓地」を通って、「港の見える丘公園」に出ます。
「山手」と呼ばれる一帯ですが、このあたりに来ると、思い出す歌があります。
荒井由実の名曲「海を見ていた午後」です。


この歌は、山手の「ドルフィン」というレストランが舞台なのです。
このレストランで1組のカップルが別れてしまう。
その後、彼女が1人で訪れて昔を振り返る歌です。
インクが滲む紙ナプキンに「忘れないで」ってやっと書いた遠いあの日・・・・・。
ソーダ水の中を貨物船が通る」というフレーズは、何度聴いても素晴らしい!
言葉が見事に映像を呼び起こしています。
ユーミンは本当に詩人としても天才ですね。
われらが桑田佳祐とともに、日本が誇る叙情詩人だと思います。
学生時代、「ドルフィン」には妻とよく行きました。
車のカーステレオでこの曲を何度もかけながら・・・・・。
その話をすると、長女が「聴いてみたい!」と言っていました。


                   横浜ベイブリッジを背にして

                     港の見える丘公園

                       山下公園


さて、「港の見える丘公園」からは、横浜ベイブリッジがよく見えました。
そこを出ると、下のほうに降りて行き、フランス橋を渡りました。
横浜人形の家」にも寄ってみたのですが、今日は節電のために16時半まででした。
せっかく長女にも世界中の人形を見せてやろうと思ったのに残念です。
でも、彼女は横浜に住んでいるのですから、来ようと思えば、いつでも来れるでしょう。
それから山下公園をブラブラしてから、中華街へ。
少し早めの夕食を長女と2人で食べました。


                     中華街の入口で

                 「がんばろう日本」の横断幕が!


中華街はたくさんの人で賑わっていましたが、「がんばろう日本」の横断幕を発見!
でも、放射能を怖れて多くの中国人たちが帰国したそうです。
食事が済むと、中華街の土産物屋などを物色しました。
それから、みなとみらい線元町・中華街駅から横浜駅へ。
横浜駅に着くと、まるで暴動が起こったみたいに、ものすごい人の数でした。
紹興酒で酔っていたこともあり、わたしはクラクラしてきました。すると、長女が「こっちだよ」と言って、新橋行きのJR東海道線の改札口まで連れて行ってくれました。
つい先月までは高校生で、首都圏の右も左もわからなかった長女が横浜駅の人混みの中をスイスイとかき分け、わたしを誘導してくれたのには驚きました。
そして、わが子もしっかり成長しているのだと思うと、ちょっぴり感傷的になりました。


2011年4月29日 一条真也