冠婚葬祭スタッフ

一条真也です。

東京から北九州へ戻ってきました。
帰社して社長室に入ると、机の上に新しい「互助会通信」が届いていました。
(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)が発行する互助会の業界紙です。
わたしは、全互協の広報・渉外委員長として、この新聞の発行人でもあります。


                  「互助会通信」第396号


今回の「互助会通信」第396号の発行日は、奇しくも、わたしの誕生日である5月10日になっていました。第1面のトップニュースは、東日本大震災についてです。
「震災支援派遣団 気仙沼で活動」という大見出しです。
大震災の発生以来、全互協では、国や地方自治体の要請への対応として、棺などの物資支援を行ってきました。一方で、施設の被害の大きかった互助会への生活物資支援などを実施してきました。さらに、被災地の状況が変化し、新たな要請を受けて人的支援も開始しました。紙面では、全互協の杉山会長が被災互助会を見舞う様子などが写真とともに紹介されています。
なお、わたしも今月末から被災地に入る予定です。
わたしは「互助会通信」の1面に「独言」というコラムを連載しています。
ブログ『独言』でも紹介しましたが、今回のコラムでは東日本大震災が日本社会に与えた影響、および拙著『隣人の時代』(三五館)の内容などについて書きました。


                  「互助会通信」第396号


また、「互助会通信」には「冠婚葬祭施行スタッフ レポート」という人気企画があります。毎回、全国各地のさまざまな互助会の社員の方々を紹介してきました。
順番が回ってきたこともあり、今回はわが社の2人の女性スタッフが登場しました。
冠婚スタッフとして、松柏園ホテルのブライダルコーディネーターである池尻さん。
葬祭スタッフとして、小倉紫雲閣の1級葬祭ディレクターである深堀さんです。
池尻さんは「いつも笑顔で」というタイトルで、「まだまだ未熟な私ですが、一組でも多くのお客様に私が担当で良かった、松柏園ホテルで披露宴をして良かったと思っていただけるよう精一杯努力していきたいと思います」と語っています。
また深堀さんは「御喪家の身になって」というタイトルで、「いつまでも御喪家の立場に立つことを忘れずに、またご家族にとっていつまでも色あせることのない最高のセレモニーを提案させて頂き、お別れでなくお見送りのお手伝いができるように今後も努めてまいりたいと思います」と述べています。



わたしは、わが社の「むすびびと」と「おくりびと」たちを心から誇りに思っています。
むすびびと〜こころの仕事』(三五館)や『最期のセレモニー』(PHP研究所)などの感動実話エピソード集の影響もあってか、わが社の現場スタッフにはファンも多いです。
結婚式や葬儀を担当してほしいとお客様から指名が入ることも珍しくありません。
毎日のように、お客様からのお礼のお手紙も社長であるわたし宛に届きます。
わたしは、これからも素晴らしき「むすびびと」「おくりびと」たちとともに、「人間尊重」というわが社のミッションを追求していきたいと願っています。


                冠婚葬祭の感動実話エピソード集


2011年5月18日 一条真也



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