神の御加護

一条真也です。

骨折4日目、今日も元気です!(笑)
今日は、昼休みの時間を利用して、補修工事をしている自宅で屋敷祓いをしました。
門司にある戸上神社の神官さんに来ていただきました。


                  辰巳先生からいただいた御守り


それから今日も整形外科へ寄ってから、会社へ向かいました。
社長室にいると、弁護士の辰巳和正先生からお電話がありました。
ブログ「司法修習生への講演」で紹介した、わが社の顧問弁護士さんです。
最近、先生の私塾である「辰巳塾」で講演をさせていただき、7月にも先生が代表を務められる「新北九州を考える会」という異業種勉強会での講演をお願いされました。
辰巳先生はブログを読んでわたしが骨折したことを知り、驚いてお見舞いの電話を下さったとのこと。超多忙な方なのに、まったく有り難いことです。しかも図々しいことに、わたしは頂いたお見舞いの電話で、新規事業における契約書の相談までしました。



辰巳先生は「いい休養だと思って、読書でもして充電するといいですよ」との言葉を下さいました。辰巳先生ご自身が大変な読書家で、現在は小倉ロータリークラブの会長をされているのですが、よく気に入った本を大量に購入されて、クラブのみなさんに配られているそうです。以前、『孔子とドラッカー』(三五館)や『世界をつくった八大聖人』(PHP新書)などの拙著もたくさん購入していただきました。
辰巳先生は、わたしの怪我が治るように、京都の賀茂御祖神社(下賀茂神社)から「病気平癒」の御守りを取り寄せて下さったそうです。本当に、何とお礼を申し上げていいか、わかりません。辰巳先生、ありがとうございました。



辰巳先生は、電話で「神の御加護は信じますか?」と訊ねられました。
わたしは、もちろん神仏の存在を信じています。しかしながら、人間が「現世利益」を求めて神仏にあれこれとお願いするのはあまり好きではありません。神仏とは人間にとって敬うべき対象であり、何かを要求する対象ではないと思っているのです。
しかし、賀茂神社の御守りには、怪我をしたわたしの平癒を願う辰巳先生の「思いやり」が込められていると思います。大切にさせていただきます。
しばらくして、辰巳法律事務所から届けられた袋の中には、御守りと一緒に、なぜか吉田松陰の『留魂録』(講談社学術文庫)が入っていました。
すでに何度も読んだ本であり、『あらゆる本が面白く読める方法』(三五館)に書いたように、わたしはこの本を丸ごと書き写したこともあります。
でも、せっかくの機会ですので、久々に読み直してみようかと思います。
そういえば、萩には松陰神社があり、吉田松陰も神様になっていますね。
来月初めに行われるサンレーグループの関連企業の社員旅行で松陰神社に行くことを楽しみにしていたのですが、このたびの骨折で行けなくなり、まことに残念です。


                 辰巳先生が届けてくれた『留魂録


2011年5月24日 一条真也