天使との再会

一条真也です。

天使」こと金澤翔子さんが北九州に来られました。
お母さんの金澤泰子さんも御一緒です。
金澤さん親子については、ブログ「天使の軌跡」に書きました。
翔子さんとは、じつに1年ぶりの再会です。


                  金澤泰子さん・翔子さん親子と


6月11日(土)にサンレーグランドホテルで開催される「サンクスフェア」で席上揮毫されるのです。泰子さんの講演会も開かれます。
金澤さん親子は、北九州に到着すると、まず明日のイベント会場を下見され、それから宿泊先である松柏園ホテルに向かわれました。
わたしはホテルでお待ちし、夕食を御一緒しました。



まず、最初に翔子さんが少女時代に書いた「般若心経」の屏風をお見せしました。
翔子さんは、とても懐かしそうにされ、喜んでいました。
涙の般若心経」でも紹介しましたが、この書を見た多くの方々が感動しています。涙がとまらないほど人も現れているほどなのです。
また、翔子さんは骨折したわたしの足を見て、とても驚いていました。そして、「かわいそう」「痛いの?」と言ってくれ、優しくさすってくれました。
翔子さんのハンド・パワーで何だか良くなったような気がします。いや、ほんとに。


                    夕食を御一緒しました


その後、食事をしながら、金澤さん親子と色々とお話しました。
お2人とも、松柏園の料理を「おいしい」とたくさん召し上がって下さいました。
翔子さんは「アンビリーバボー」や「徹子の部屋」や「金スマ」などの有名テレビ番組にも数多く出演し、大反響を呼びました。今や“時の人”です。
特に「金スマ」の影響力はすさまじく、日本中どこに行っても声をかけられるそうです。
それらの番組を観て翔子さんの大ファンになったというサンレー企画部の石田恭一部長や冠婚企画部の山下格部長も、翔子さんに会えて感激していました。
SMAPの中で誰が一番好きなの?」と聞くと、翔子さんは「草薙剛さん」とのこと。
でも、さらに小池徹平クンが大大大好きなのだそうです。
今年3月の大震災直後には「女性自身」の企画で憧れの徹平クンと念願の体面を果たしたそうです。良かったね、翔子さん!
明後日が翔子さんの誕生日とお聞きしたので、ささやかなバースデー・ケーキを用意させていただきました。みんなで手拍子をしながら「ハッピー・バースデー」を歌うと、翔子さんはとても嬉しそうにしていました。



また、お母さんの泰子さんと色々お話したのですが、教養ゆたかな方で大変勉強になりました。とにかく、わが子を心の底から信じ、愛しておられます。「書をやっていなかったとしても、翔子は素晴らしい子です」という一言には感動しました。
明日の講演では、初めての試みとして「この世の不思議」や「たましい」についてのお話をして下さるそうです。とても楽しみですね。
泰子さんは「わたしは、ブッダが好きなんですよ」と言われていました。
映画「手塚治虫ブッダ」のチケットをお渡しすると、非常に喜んで下さいました。
今日は、金澤さん親子とお会いできて、本当に素敵な一日となりました。
明日は、いよいよ「サンクスフェア」です。晴れると良いのですが・・・・・。

「サンクスフェアin北九州紫雲閣
(盆用品展示会同時開催)

日時/6月11日(土)10:00〜16:00
場所/サンレーグランドホテル北九州紫雲閣

    北九州市八幡西区大膳1−2−1    TEL:093−601−3030


11:00〜12:00 第一部「落語独演会」 真打/橘家蔵之助
橘家蔵之助プロフィール)昭和32年生まれ、北九州出身。昭和56年現・橘家円蔵へ入門、昭和61年二つ目昇進。平成8年真打昇進、二代目橘家蔵之助襲名。平成8年第一回林家彦六賞受賞、北九州文化奨励賞受賞


14:00〜15:00 第二部 講演会・席上揮毫 書家/金澤泰子、金澤翔子
「天使が舞い降りる」・・・・・ダウン症の天才書家 金澤翔子さんによる迫力の席上揮毫と母泰子さんによる講演会開催。
金澤翔子プロフィール)
1985年生まれ、ダウン症と診断されるも、書家の母金澤泰子に師事し、書道を始める。2004年に画号「小蘭」を修得し、翌5年に、初の個展「翔子、その書の世界」を開催し、天才書家として注目を集める。最近では、TBSテレビ「金スマ」、テレビ朝日徹子の部屋」などに出演し、大反響を呼んでいる。
会場にて書籍・DVD販売
「今、私は思う。“ダウン症児を授かった”それは絶対的な事実であり、事実というものはいつもそれ自体は、それで良いのでしょう。それを近視眼的に、自分の望む出産ではなかった、ただそれだけで、悲嘆に暮れ、神に奇跡を起こせと約束させ、無理に現実を曲げてでも、私の思う、皆と同じ子供が欲しかったのだ。何故あれほど苦しんだのか。発想があまりにも貧しかった。あの時には、翔子とのこの至福の刻が待ち受けていることを想像できなかった。」(金澤泰子著『天使の正体』より)


ぜひ、多くの方々のお越しを心よりお待ちしています!


2011年6月10日 一条真也