サンクスフェア in 北九州

一条真也です。

今日は、「サンクスフェア」が盛大に開催されました。
場所は、北九州市八幡西区のサンレーグランドホテル北九州紫雲閣)です。
その名の通り、会員様、お客様に対してのわが社の日頃の感謝の心を「かたち」にしたイベントです。朝方は激しく雨が降ったのですが、その後、天気は落ち着いてきました。
ありがたいことに、2000人を超える多くのお客様が来場されました。


                  多くのお客様が来場されました

                   「落語独演会」は大入り!


第一部の「落語独演会」では、真打である橘家蔵之助さんによって、大入りの会場中が笑いの渦に包まれました。第1回林屋彦六賞や北九州文化奨励賞などを受賞されているだけあって、名人の芸に満員のお客様は大満足でした。
読んで字のごとく「オチを語る」ものが落語です。
話が最高に盛り上がったところで、ストンと落とされて大笑い。
笑うことが気持ち良いのはいつの時代も変わりません。


                  名人の芸で会場が笑いの渦に


「一怒一老」という言葉があります。1回怒ると1歳老けるという意味です。
逆に「一笑一若」、つまり、1回笑えば1歳若くなるというのです。
別に「老い」よりも「若さ」を良しとする必要はありませんが、たしかにストレス解消法としては「笑い」は絶大な力をもちます。
笑いのない生活は、無味乾燥で楽しくも面白くもありません。
笑うことは脳を刺激して、元気にさせる効果があるのです。
「笑う門には福来たる」という言葉があるように、「笑い」は「幸福」に通じます。
笑いとは一種の気の転換技術であり、笑うことによって陰気を陽気に、弱気を強気に、そして絶望を希望に変えるのですね。


                    金澤泰子さんの講演会


そして、第二部では、いよいよ待望の金澤さん親子の登場です。
最初に、お母さんの金澤泰子さんが「ダウン症の娘とともに」という講演をされました。
泰子さんは、ダウン症の障害を持って生まれてきたわが子を「天使」と呼ばれています。
翔子さんが誕生と同時にダウン症であることを告げられた時、泰子さんの絶望感は計り知れないものがありました。同じ苦しみを持つ親同士が、互いに励まし合うことを目的に、平成3年に書道教室を開設し、障害児とともに歩んでこられました。



                    大きな感動を呼びました


苦労して書道を教えた翔子さんは、今や「100年に1人」の天才書家と広く認められています。翔子さんの輝かしい栄光は、障害児も一芸に打ち込めば、素直に指導を吸収することの手応え、そして光明を泰子さんに与えてくれました。
翔子さんの書によって、「障害を持つ方々に、可能性を見出す喜びと、明るく生きる力を持っていただくことに、少しでも役立っていただければ、この上ない幸せ」と、泰子さんは述べられていました。そして、昨夜わたしにそっと教えて下さったように「たましい」や「この世の不思議」に関するお話も披露され、会場は大きな感動に包まれました。


                  金澤翔子・迫力の席上揮毫

                 「希望光」の書に群がる人々


そして、天才書家・金澤翔子の登場に会場は大きな歓声で包まれました。
黒装束の翔子さんは、巨大な筆を力強く操って、「希望光(きぼうのひかり)」と力強く書かれました。まさに、迫力の席上揮毫! 書き終わると、万雷の拍手が起こりました。
東日本大震災の被災者のことを想いながら書かれました。
じつは、わたしの足が早く治ることを願って書いて下さったそうです。感激!
翔子さんの書はロビーに展示され、多くの方々が写メールなどで撮影していました。
翔子さんの書を携帯の待ち受けにすると、ご利益があるとされているのです。
それにしても、TBSテレビ「金スマ」、テレビ朝日徹子の部屋」、フジテレビ「アンビリーバボー」などに出演し大反響を呼んだ翔子さんの人気の凄まじさを思い知りました。
それにしても、金澤さん親子のスピリチュアル・パワーは想像以上でした。


                   新鮮野菜販売コーナー

                    ぶくぶく茶コーナー


その他にも、「お楽しみ大抽選会」「チャリティーバザー」「新鮮野菜販売」「人形供養祭」などの企画も好評で、「サンクスフェア in 北九州紫雲閣」は大いに盛り上がりました。
雨の中お越し下さいましたお客様、出演者の方々、そしてスタッフとして前夜も遅くまで頑張って下さったサンレー社員のみなさんに心より感謝いたします。
なお、7月9日(土)には、小倉でも「サンクスフェアin小倉紫雲閣」が開催されます。
ここでも、金澤さん親子の講演会&席上揮毫が行われます。お楽しみに!


2011年6月11日 一条真也