パパへ

一条真也です。

日曜日の今日は、「父の日」です。
朝起きて書斎に行ってみると、机の上に小さな折り鶴のついたメッセージカードが置かれていました。表には「パパへ」とピンクの蛍光ペンで書かれていました。


                  次女がくれたメッセージカード


カードは、小学6年生の次女がくれたものでした。
中を開いてみると、父親であるわたしへの感謝の言葉、骨折したことへの励ましの言葉などが、たくさんの立体シールとともに綴られていました。
横浜に住む長女からはハンカチをプレゼントされました。
横浜駅前の高島屋で買ったようですが、「安物だけど・・・」というメッセージをメールで貰いました。娘たちから優しくされると、やはり嬉しいものです。



2人の娘は、部分的にわたしに似ていると言われます。
長女は目のあたりが、次女は鼻のあたりが似ているというのです。2人とも、それをあまり好ましく思っていないようで、「全部、ママに似たかった」などと言うのです(涙)。
ヤフー・ニュースに「『男は母親似、女は父親似』ホントのところはどうなの?」という記事が出ていました。日本大学松戸歯学部教授で日本人類学会評議員の葛西一貴氏によれば、「父親似、母親似にかかわらず両親に似ている似ていないという感覚は主観的。すべての人が同じに感じることがない以上、科学的に証明するのは難しいです。その説に、根拠はないといえます」とのこと。
「父親に似た娘は幸せになる」という俗説もあります。
2人の娘には幸せになってほしいと願うばかりです。


昔、小学生の頃、「パパと呼ばないで」というドラマが大好きでした。
石立鉄男杉田かおるが主演し、血のつながっていない父娘を演じました。
2人は本当の親子ではないので、自分たちの顔が似ていないことを悲しむ場面があったように記憶しています。それを見て、「いつか、自分似の娘が欲しいな」と思いました。
その時の小学生が本当に「パパ」と呼ばれるようになったわけです。
わたしの父、妻の父へのプレゼントとメッセージは、妻が届けてくれました。
わたしのギプスは明日外れる予定です。
このたびの骨折で、家族のありがたさを身に沁みて感じました。


2011年6月19日 一条真也