冠婚葬祭CM

一条真也です。

おはようございます。今日から、10月ですね。
わたしは2001年の10月1日に株式会社サンレーの社長に就任しました。
今日で、まる10年になるわけです。なんだか、あっという間でした。


そして、わが社の創立45周年の記念月である11月が迫ってきました。
ブログ「サンレーCM」で紹介した、創立45周年記念CMもテレビで放映中です。
なかなか好評のようですので、5年前の創立40周年記念CMもご紹介します。



誕生祝から七五三、成人式、結婚式、葬儀まで・・・・・人生の中のさまざまな通過儀礼を背景に、家族の「絆」というものを描いています。
ある意味では、「究極の冠婚葬祭CM」かもしれませんね。
BGMの歌は、45周年CMと同じRiZの「春夏秋冬」です。



「春夏秋冬」といえば、セレモニーというものも季節のようなものだと思います。
「ステーション」という英語の語源は「シーズン」から来ているそうです。
人生とは1本の鉄道線路のようなもので、山あり谷あり、そしてその間にはいくつもの駅がある。季節というのは流れる時間に人間がピリオドを打ったものであり、鉄道の線路を時間に例えれば、まさに駅はさまざまな季節ということになります。
そして、儀礼を意味する「セレモニー」も「シーズン」に通じるのではないでしょうか。
七五三や成人式、長寿祝いといった通過儀礼とは人生の季節、人生の駅なのです。



いろんなシーンが登場しますが、わたしが一番好きなのは最後の白無垢を着た花嫁さんが親戚の赤ちゃんに向かって微笑んでいる場面です。神社に和装というと、「今どきの結婚式ではない」という人もいるかもしれません。
しかし、わたしはそうは思いません。やっぱり、ニッポン人には「和」が似合います。
自社のCMなので手前味噌ではありますが、血縁の大切さ、日本人の美しさなどがよく表現されているのではないかと思います。


それから、小倉紫雲閣をリニューアル・オープンして月の広場を作ったときのCMもお気に入りです。わたしが作詞し、ココペリが作曲して歌った「また会えるから」をBGMにしています。キャッチコピーも「また会えるから」です。
これからも、冠婚葬祭の大切さを訴える広告活動を展開していきたいです。


2011年10月1日 一条真也