サンドアート

一条真也です。

横浜に住んでいる長女からメールが来ました。
そこには、「サンドアートの動画見た?」と書かれていました。
そういえば、4日の夜に東京で会ったとき、しきりにサンドアートの話をしていました。


長女が大好きなテレビ番組に、日本テレビの「世界の果てまでイッテQ」があります。
そこには番組オリジナル・カレンダーの製作コーナーがあり、その9月編でベッキーが「かぐや姫」のサンドアートに挑戦したそうです。その動画がYouTubeにアップされているので、「パパもぜひ見て、感想を聞かせて」と言われていたのです。
娘には申し訳ないですが、すっかり忘れていました(≧≦) ゴメンヨー
早速、「ベッキー サンドアート」で検索したら出てきました。



サンドアートというものを知らなかったわたしは、砂の彫刻のことだと思っていました。
ブログ「鳥取砂丘」で紹介した「砂の美術館」に置かれてあるようなオブジェをイメージしていたのです。ところが、本当のサンドアートとは、指だけを使ってガラス板の上で砂のアートを奏でていく不思議な芸術のことでした。
それをスクリーン上でリアルタイムに観客に見せることもできるのです。
何より凄いのは、一回勝負の芸術だということ。書道の席上揮毫にも通じます。
でも、席上揮毫と違って作品そのものは残らないので、パフォーマンスに近いですね。
ともかく、素晴らしい映像に感動しました・・ (○・Д;○)[ 力`ノ├〃ウ]
ベッキーは2日間の特訓だけで成功させたそうですが、恐るべき才能ですね。



ベッキーを指導したのは、Ilana Yahavさん。
イスラエル生まれの非常に有名なサンド・アーティストです。
彼女の活躍により、いま、サンドアートは世界中で注目されているようです。
それにしても、サンドアートという新しい芸術スタイルは興味深いですね。
砂と人間の手技と光と音楽が一体となった不思議な表現世界です。


音楽といえば、ベッキーの「かぐや姫」では、宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」のサントラが使われていました。
流れるような音楽に合わせて、場面が刻々と変化していきます。
その情景に、観客は時間を忘れて夢中になってしまいます。
まさに、これまでにないファンタジー体験と言えるでしょう。



YouTubeには、Ilana Yahav女史の名作がたくさんアップされていました。
わたしは、次から次へとそれらの動画を見ました。
妻や次女も見て、「すごい」「きれい」と感動していました。
今夜は、サンドアートのおかげで離れて暮している家族が感動を共有しました。
そして、心を1つにすることができたように思いますd|*´Д`*|bウレシイヨ


2011年10月9日 一条真也