人に関わる仕事

一条真也です。

先程、東京に到着したところです。
北九州発のスターフライヤーの機内で開いた「西日本新聞」にわが社の介護事業参入の記事が出ていました。ブログ「隣人館の起工式」にあるように、10月7日の「毎日新聞」経済面でも紹介されました。他にも、「産経新聞」をはじめとして多くの取材依頼が来ており、「隣人館」に対する世間の関心の深さを感じます。


                  「西日本新聞」10月14日朝刊


今日の新聞では、「以前から日常的に人と関わる事業に参入したかった」というわたしのコメントが紹介されています。補足説明しますと、わが社の大ミッションは「人間尊重」で、小ミッションは「冠婚葬祭を通じて良い人間関係づくりのお手伝いをする」です。
冠婚葬祭すなわち結婚式や葬儀は非日常のセレモニーですが、何かもっと日常的に「人間尊重」に関わる事業をしたいと考えていました。そんな考えから「隣人祭り」開催のサポートも手掛けてきたわけです。そして、このたび、ついに「隣人館」という新しいビジネスモデルにしてソーシャルモデルに挑戦することになりました。
それにしても、まだまだ言いたいことはたくさんあります。
西日本新聞」さんは、介護事業にかけるわたしの思いを近日中に人物欄で取り上げてくれるそうです。思いはたくさんありますが、簡単に言えば、「天下布礼」の一環であり、「生老病死」のポジティブ・デザインということです。



今日は、これから本郷にある東京大学医学部附属病院を訪ねます。
ブログ『人は死なない』で紹介したベストセラーの著者である矢作直樹先生と面談するためです。矢作先生は、東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授にして、さらに東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長です。
ブログ「矢作先生からの手紙」にも書いたように、わたしたちは文通およびメール交換をしているのですが、ようやく今日お会いする運びとなったのです。
矢作先生とは、「死」の問題はもちろん、広く人間の「生老病死」について意見を交換させていただきたいと思っています。15時の約束ですので、そろそろ出発します。
それでは、行ってきます!


2011年10月14日 一条真也