神仏儒ハンカチセット

一条真也です。

ブログ「有縁凧」で紹介したサンレー創立45周年記念グッズがすごい反響です。
「ぜひ、欲しい」という連絡がたくさん入りました。一応、社内用の記念品で非売品なのですが、どうしても欲しいという方はオフィシャルサイト「ハートフルムーン」のアドレス(info@ichijyo-shinya.com)まで御連絡下さい。


                 これが神仏儒ハンカチセットだ!


さて、45周年記念グッズは、他にもあります。
ずばり、ここに紹介する「神仏儒ハンカチセット」です。
なんと、神道・仏教・儒教のシンボルとなる書『古事記』『般若心経』『論語』の内容を入れ込んでデザインした驚異のハートフル(スピリチュアル)グッズです。
今夜は、『図解 ブッダの考え方』(中経の文庫)と『世界一わかる「論語」の授業』(PHP文庫)の最終校正をやっていました。いよいよ、2冊とも刊行が近づいています。
ブッダの仏教、孔子儒教は、日本人の「こころ」に大きな影響を与えました。
そして、それに加えて、日本古来の宗教である神道の存在を忘れることができません。
三宗教の関係については、ブログ「混ざり合った日本の私」をお読み下さい。


                     『古事記』ハンカチ

                     『般若心経』ハンカチ

                      『論語』ハンカチ


白い『古事記』ハンカチは「神々の出現」の一節が、黒い『般若心経』ハンカチは全文が、そして紫の『論語』ハンカチはわたしがセレクトした珠玉の10の言葉を入れました。
これまでも、各地のお寺の売店などで『般若心経』のハンカチは売られていました。
しかし、『古事記』と『論語』のハンカチというのは非常に珍しいと思います。
というより、おそらくは前代未聞ではないでしょうか。
3枚揃うと、ものすごいご利益があるような気分になってきます。



わたしは、かつて『ユダヤ教vsキリスト教vsイスラム教〜宗教「衝突」の深層』(だいわ文庫)という本を書きました。ユダヤ・キリスト・イスラムの3つの一神教の間には「vs」が入れられています。三宗教の歴史および現状を見ればその通りだからです。
このままでは人類社会が存亡の危機を迎えることは明らかです。


                 神道・仏教・儒教が共生した日本


その後、わたしは日本人の「こころ」に多大な影響を与えてきた三大宗教である神道、仏教、儒教についての本を書くことを思い立ちました。
そして、『知ってビックリ! 日本三大宗教のご利益〜神道&仏教&儒教』(だいわ文庫)を上梓しました。神道、仏教、儒教の間には「&」を入れました。
これまた、日本における三宗教の歴史および現状を見ればその通りだからです。
日本の冠婚葬祭を見れば、そのことがよく理解できるでしょう。その後、多くの著書で、「日本人の心は神道・仏教・儒教の三本柱から成り立っている」と繰り返し述べました。
神道、仏教、儒教の三宗教が混ざり合っているところが日本人の「こころ」の最大の特徴であると言えるでしょう。それをプロデュースした人物こそ、かの聖徳太子でした。
聖徳太子こそは、宗教と政治における大いなる編集者だったのです。
儒教によって社会制度の調停をはかり、仏教によって人心の内的平安を実現する。
すなわち心の部分を仏教で、社会の部分を儒教で、そして自然と人間の循環調停を神道が担う。三つの宗教がそれぞれ平和分担する「和」の宗教国家構想を聖徳太子は説きました。その日本の三宗教の聖典こそ、『古事記』『般若心経』『論語』なのです。


                神仏儒は日本人の「こころ」の三本柱


なんとか日本以外にも「&」が広まってほしいと、わたしは願っています。
「vs」では人類はいつか滅亡してしまうかもしれません。
しかし「&」なら、宗教や民族や国家を超えて共生していくことができます。
ユダヤ、キリスト、イスラムをはじめ、ありとあらゆる宗教の間に「&」が踊り、「&」が満ち溢れた「アンドフル・ワールド」が実現しますように・・・・・。
この「神仏儒ハンカチセット」は、究極の平和のシンボルだと思っています。
なお、このハンカチセットは1枚700円(税別)で、3枚セットだと2000円(税別)とお得になります。「ムーンギャラリー」で販売していますので、どうぞお問い合わせ下さい。
もちろん、通信販売も可能です。よろしく、お願いいたします。


2011年11月6日 一条真也