書評縁

一条真也です。

今日は、これから新幹線で博多へ向かい、福岡県庁を訪れます
観光功労者ということで、わたしを表彰していただけるそうです。
さて、サンレーの社長室に小包が届いていました。
開封すると、中には7冊も本が入っていました。


               送っていただいた安藤優一郎さんの著書


送られてきたのは、すべて「江戸」に関連した本です。差出人は、安藤優一郎さん。
江戸時代の研究家で、ブログ『観光都市 江戸の誕生』で紹介した本の著者です。
同封のお手紙には、先日このブログで著書を紹介させていただいたことへのお礼が述べられていました。また、同じ早稲田大学の同窓生であることに触れられ、「出版界は早稲田出身者が多いわけでございますが、拙著の担当も半分以上は早稲田でございます」と書かれていました。いやぁ、こういうお手紙、すごく嬉しいですね!
ブログの書評で取り上げた本の著者の方から、手紙、電話、メールなどでお礼を述べていただくことは多々ありますが、こんなに著書をたくさん送っていただいたことは初めてです。わたしも本が大好きな人間なので、ぜひ楽しみに読ませていただきます。



ちなみに、送っていただいた安藤さんのご著書は、以下の通りです。
『娯楽都市・江戸の誘惑』(PHP新書)
『幕末下級武士のリストラ戦記』(文春新書)
『大江戸お寺繁盛記』(平凡社新書
大名行列の秘密』(NHK生活人新書)
『江戸っ子の意地』(集英社新書
『歴史を動かした 徳川十五代の妻たち』(青春文庫)
勝海舟福沢諭吉』(日本経済新聞出版社



いずれも興味深いテーマばかりですが、まずは『娯楽都市・江戸の誘惑』(PHP新書)から読ませていただきます。とても楽しみです。
わたしも、何冊かの拙著を安藤さんに送らせていただきました。
素晴らしい方と御縁ができて、とても嬉しいです。安藤さんとは同じ大学で学んだという「学縁」に加えて、書評を通じての「書評縁」で結ばれています。
わたしは、この「書評縁」によって多くの方々とお会いしてきました。
たとえば、「読書の達人」こと三輪裕範さんや、「人間学の専門家」こと野口嘉則さん、「かっこちゃん」こと山元加津子さん、「勇気の人」こと矢作直樹さんなどもそうです。
やはり、この世は目に見えない「縁」に満ちていることを痛感します。
安藤さん、このたびは丁重なお手紙とご著書をお送り下さいまして、ありがとうございました。いつか、お会いできる日が来ることを楽しみにしております。
今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


2011年11月7日 一条真也