北陸大CM

一条真也です。

今朝、金沢のホテルの部屋でテレビをつけたら、北陸大学のCMが流れました。
「耐震構造100%」ということで、安全なキャンパスであること、それから毎日手作りのケーキが学食で食べられることなどがアピールされていました。


北陸大学ではさまざまなバージョンのCMを製作しているようですが、今年の夏に流れたバージョンでは、わたしが客員教授を務める未来創造学部が取り上げられています。
キャッチコピーは、「こんな大学ほかにない。」です。
それに続いて、「確かな教育力〜未来創造学部」と謳われます。
また、「世界で通用する語学力」「国際人の養成」も強調されています。ここで「Global Stage」として、「中国語を学んで世界が拡がりました」と語る男子学生が登場します。
彼は中国語スピーチの全国大会で優勝した実力の持ち主です。
そして、彼はわがサンレー北陸に来年入社することが内定しています。


                 中国語チャンピオン


じつは、彼はわたしが最初に教えた学生の1人なのです。
彼は、かねてより誰かの役に立てる仕事がしたいと思っていたそうです。
そんな中、わたしの「孔子研究」「ドラッカー研究」の講義に出席し、著書もいろいろと読んだとか。それこそ、講義のテキストとしても使った『孔子とドラッカー』(三五館)などは何度も何度も繰り返し読んだそうです。
わたしが1年生のときに教えた学生がもう4年生になり、卒業するなんて驚きです。
また、わがメッセージを真摯に受け止め、自分の人生を賭けてくれるとは嬉しいですね。



昨日、北陸が日本で最もな幸せを感じやすいというデータが発表されました。
法政大大学院が、47都道府県ごとの平均寿命や出生率完全失業率、犯罪発生件数など 40の社会経済統計指標から「幸せ度」を調べ、順位を発表したのです。
それによると、1位は福井、2位は富山県、3位は石川県と、なんと北陸3県がベスト3を独占したのです。北陸の3県は、いずれも未婚率が低く出生率が高いこと、障害者の雇用率や正社員比率も高く、犯罪が少ないことなどが評価されたそうです。
最下位は大阪だそうですが、北陸の素晴らしさが浮き彫りになった調査でした。
詳しくは、「ヤフー・ニュース」を御覧下さい。
そんな「幸せ度」の高い北陸で若い学生さんたちに孔子ドラッカーの思想を伝えることができるなんて、わたしも最高に幸せです。


2011年11月10日 一条真也