2012年「庸軒ごよみ」

一条真也です。

2012年度の「庸軒ごよみ」が完成しました。
わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。
表紙には、富士山の上空を天翔る「有縁凧」が描かれています。
1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。


                  2012年度版ができました!


「庸軒ごよみ」誕生のきっかけは、2006年のサンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。
すると、うれしいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。
昨日、11月18日はサンレー創立45周年の記念日でした。
松柏園ホテルで開催された「創立45周年記念式典」の終了後に、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に社員に配りました。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。


                  12の道歌が掲載されています


このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。
いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだものです。
たとえば最初の1月には、「人はみな心のままに助け合ひ ともに支へる善きものと知る」という歌が掲載されています。
3月は、「隣人は何するものと思ふなら まずは集ひて会ふてみるべし」。
9月は、「人老いて翁となりて神となる まことめでたし白髪なでつつ」。
11月は、「七つまで神の内よと愛(め)で育て 背中示せば道は外れず」。
とまあ、こんな感じです。「無縁社会」を吹き飛ばし、少しでも「有縁社会」そして「心ゆたかな社会」としてのハートフル・ソサエティの到来を呼び込むための言霊を集めました。
道歌といえば、歌人の「不識庵」さんが、以下のような歌を寄せてくれました。
「日の本にサンレーありて憂いなし 天下布礼が日本を変える」
わが社の45周年を記念しての道歌だそうですが、ありがたいことです。



さて、この「庸軒ごよみ」には「月齢」および「六輝」も入っています。
また、スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。
わたしの短歌は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評なんですよ!
本日よりオフィシャルサイト「ハートフルムーン」でプレゼントのご案内を開始します。
数に限りがございますので、ご希望の方は早めにお申し込み下さい。


2011年11月19日 一条真也