iPhone4S

一条真也です。

注文していた「iPhone(アイフォン)4S」がようやく届きました。
言わずと知れた、世界中で話題のスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種です。
わたしの机の上には、愛読者の方が作ってくれた「一条人形」があります。
その人形も、iPhone4Sの到着を喜んでいるように見えます。


               iPhone4Sの到着を喜ぶ一条人形


iPhone4Sは、現行機種の外観を維持する一方で、データ処理速度が最大7倍に向上し、高精細の動画撮影が可能になりました。
また、肉声を使ってきめ細かく操作できるという新機能が特徴です。
稀代のイノベーターとして歴史に名を残したスティーブ・ジョブズが創業したアップル社の製品です。ジョブズについては、以下のブログ記事を参考にされて下さい。
ブログ「スティーブ・ジョブズの志」ジョブズへの追悼メッセージ)
ブログ『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(カーマイン・ガロの著書の書評)
ブログ『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』(カーマイン・ガロの著書の書評)
ブログ『スティーブ・ジョブズ』ウォルター・アイザックソンの著書の書評)


このiPhone4Sの発売プレゼンテーションは、11月4日に行われました。
その翌日の5日に、スティーブ・ジョブズは亡くなっています。
生前のジョブズは超一流のプレゼンテーターとして知られ、iPod、iPad、iTune Store、そしてiPhoneなどの数々の新商品をドラマティックにプレゼンしてきました。
本当は、この画期的な製品のプレゼンを最後にジョブズにやらせてあげたかった気もしますが、それは絶対に無理でした。なぜなら、iPhone4Sの「4S」には、「フォー・スティーブ」つまり「ジョブスのために」という意味が込められていたからです。


                  ジョブズの遺品を堪能します


わたしは世界を変えうる新製品の名前に全社員から自分へのメッセージを込められたジョブズを世界一幸せな経営者だと思うとともに、iPhone4Sのプレゼンテーションこそが彼の人生の卒業式としての葬儀だったのではないかと思いました。そして、ジョブズが最後に遺した製品としてのiPhone4Sこそは、彼の遺品に他なりません。
どちらかというと、わたしは機械が苦手のアナログ人間です。
でも、これから少しづつ、ジョブズの遺品を堪能していきたいと思っています。
なお、このブログ記事は1499本目となります。


2011年12月3日 一条真也