全互連・賀詞交歓会

一条真也です。

東京に来ています。
今日は、亀戸にある結婚式場「アンフェリシオン」を訪れました。
ここで、全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の新年行事が開催されるのです。
11時30分から昼食で、12時45分から今年最初の理事会が開催されました。


講師を務めた浅田英治氏

経営理念の確立とアメーバ経営



理事会終了後は、14時から「全国経営者経営研究会」です。
今日は2部構成で、第1部のテーマは互助会の約款に関するもので、専門的な内容でした。講師は、(株)117の取締役部長である横田氏でした。
全国でも最も優良な互助会として知られる117さんの素晴らしいシステムや新商品への取り組みを教えていただき、大変勉強になりました。
山下社長が風邪で欠席だったため、お会いできなかったのが残念でしたが。
そして、研究会の第2部のテーマは、「経営理念の確立とアメーバ経営」でした。
アメーバ経営」といえば、稲盛和夫氏の経営手法として有名です。
その稲盛氏の愛弟子ともいうべきKCCSマネジメントコンサルタンティング(株)の代表取締役社長である浅田英治氏が講師でした。


経営理念とは何か



わたしは稲盛氏の著者はほとんどすべて読んでおり、アメーバ経営にも書籍を通じて親しんでいましたが、実際の経験に基づく浅田氏のお話は興味深く、勉強になりました。
特に、「経営理念」とは「会社の目的・方針」を示したものであり、京セラグループの経営理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」であるというくだりに感銘を受けました。
また、アメーバ経営の指標とは「全員参加の経営の実現」「採算で貢献度を測り、目標意識を持たせる」「良く見える経営の実現」「『トップダウン』と『ボトムアップ』の調和」「リーダーの育成」であるということがよく理解できました。


アメーバ経営の目標



さらには、京セラのアメーバ経営が「人の心をベースに経営する」と言われる所以とは何か。それは、以下の4点にあるそうです。
1.働く人の心にまで考え抜かれた公平でわかりやすいルール
2.目標や将来に対するリーダーの“考え方”“思い”を問う
3.経営状態を通してベクトル合わせの重要性を皆が実感する
4.人が生み出した付加価値を全体で賞賛する
以上は、まさに「こころの経営」「ハートフル・マネジメント」そのものです。
当然ながら、わたしはアメーバ経営の考え方に大いに共感しました。


全国の仲間たちと楽しい時間を過ごしました



「全国経営者経営研究会」の後は、「新年賀詞交歓懇親会」が開かれました。最初に全互連会長の新道・あいプラン社長が挨拶、続いて来賓を代表して互助会保証株式会社の藤島社長が挨拶されました。そして、直前会長の音頭で乾杯しました。
会場には、和気あいあいとした家族的な雰囲気が流れました。
その中で、全国各地の仲間たちと楽しい時間を過ごすことができました。
全互連は互助会の保守本流ですが、「縁」や「絆」の重要性が叫ばれている今こそ、地域社会に深く根差した全互連各社の役割は大きいと思います。
それにしても、連日の宴会続きで、ちょっと胃が疲れたかも・・・・・。


2012年1月19日 一条真也


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