孔子文化賞の副賞

一条真也です。

今日、ヴィラルーチェの竣工式を終えて中津から戻ると、サンレー社長室に大きな荷物が届いていました。孔子文化賞の授賞式で頂戴した副賞です。
あまりにも大きな荷物なので、授賞式の後、会場の椿山荘から郵送したのです。


大きなダンボール箱から出てきました

論語』の竹簡が入っていました

これは珍しい! 論語



大きなダンボール箱開封すると、これまた大きな「論語」と「至聖先師」と書かれた2つの箱が入っていました。それぞれ、かなりの重さです。
まず、最初に「論語」と書かれている箱から開封しました。
すると、中から『論語』の竹簡が出てきました。
約2500年前の孔子の時代は、まだ紙が発明されていませんでした。
それで、竹や木を細く削った板を並べて、糸で綴っていたのです。
くるくると巻いてしまっておきますが、糸が切れるとバラバラになります。
元の順番がわからなくなってしまうと「錯簡」です。
1つ2つ抜け落ちて欠落してしまうと「脱簡」です。
このように、書物にまつわる語源にもなっています。
それから、なんと中国酒が入った「論語酒」の瓶が出てきました。


箱の中には黄金の孔子像が・・・・・

もちろん家宝、いや社宝にします!



もう1つの「至先聖師」と書かれた箱を開封すると、中から黄金の孔子像と「聖賢先師孔子」と書かれた『論語』の珍蔵版が入っていました。
それらを手にとって眺めていると、「自分はとてつもない賞を授かったのだ」という実感がじわじわと湧いてきました。この孔子像は一生の宝物、というか家宝にします。
いや、これはサンレーグループ全体で貰った賞だと思っていますので、社宝にします。


さらに「天下布礼」の道を突き進みます



本当に、このたびの受賞は一生の思い出になりました。
この栄誉を励みとして、さらに「天下布礼」の道を突き進む覚悟です。
来年の50歳を目前にして、わたしは天命を知りました。


2012年3月2日 一条真也