人間学の書評

一条真也です。

定期購読している「致知」の5月号が届きました。
企業研修などでも広く使われている「人間学を学ぶ月刊誌」です。
ブログ「いまだ木鶏たりえず」でも紹介させていただきました。



致知」2012年5月号



その最新号の書評コーナーに、拙著『世界一わかりやすい「論語」の授業』(PHP文庫)が以下のように紹介されていました。
「現在、北陸大学で『孔子研究』の授業を担当する著者が、徹底的に『論語』の分かりやすさを追究してできた新しい形の『論語』入門書。性格の異なる弟子5人が登場し、それぞれに適した『論語』の片言隻句を孔子が投げかけるという構成から、自分に似たタイプの弟子を見つけることで、『論語』の教えをより身近に感じられるだろう。
簡潔なイラストとユーモアたっぷりの漫画が織り交ぜられていることから、選び抜かれた『論語』の金言をより臨場感を持って楽しむことができる」



同誌の書評を担当しておられる藤尾允泰さんから、丁重なお手紙も頂戴しました。
本当に、ありがたいことです。驚いたことに『世界一わかりやすい「論語」の授業』の1冊前は、ブログ『ぼくらの祖国』で紹介したばかりの本でした。
さらに1冊後は、「天使」こと女流書家の金澤翔子さんの作品集『魂の書』(清流出版)でした。お母様の金澤泰子さんが文章を書かれています。
ブログ「天使の軌跡」ブログ「涙の般若心経」ブログ「天使の『天下布礼』」ブログ「天使との再会」ブログ「金澤翔子の書」ブログ「有縁凧」をお読みいただければわかるように、わたしは金澤さん母娘とは御縁があります。
『ぼくらの祖国』にしろ、『魂の書』にしろ、不思議な縁でつながったような気がしてなりません。さすがは、人間学を学ぶ月刊誌「致知」の書評欄です。


人間学を学ぶ101冊の本



なお、書評だけでなく、致知出版社は素晴らしい本をたくさん出版しています。
拙著『面白いぞ人間学』(致知出版社)は、同社より刊行された人間学の名著を101冊紹介したブックガイドです。まだ未読の方は、ぜひ、ご一読下さい。


2012年4月3日 一条真也