ソウル

一条真也です。

金浦空港からソウル市内へ向かいました。
まず最初の訪問先は、日本大使館です。
大使館に到着すると、その前に多くの人々が集まっていました。
どうやら抗議活動をしている人々のようで、警官もたくさん出動していました。


日本大使館の門の外には、人だかりが・・・・・



なんでも、従軍慰安婦の問題で日本大使館の前で抗議活動を行っているとか。
毎週1度、50人から100人の人々が集まるとのことでした。
日本ではKARAだの東方神起だの「韓流ブーム」が未だに続いているのに、韓国ではこのような反日デモが行われている事実を知り、複雑な心境になりました。
わたしたちは、菊の御紋が入った日本大使館の正面入口から中に入っていきました。



大使館では、経済産業省から出向している渡辺参事官が韓国の経済全般および冠婚葬祭ビジネスについての概論をレクチャーしてくれました。
また、特命全権大使である武藤氏にもお会いしました。
大使の執務室に入れていただき、武藤大使と意見交換をさせていただきました。
主に藤原団長が発言されましたが、韓国の実情が少しだけ理解できました。


大渋滞でしたが、運転マナーは良かったです



日本大使館を15時に出発して、次の訪問先である公正取引委員会に向かいました。
16時の約束だったのですが、ものすごい交通渋滞に巻き込まれ、またバスのカーナビの情報が古かったこともあって、到着したのは1時間遅れの17時でした。
それにしても大渋滞で、東京都内の渋滞よりもひどかったです。それでも、韓国のドライバーはマナーが良く、けっしてクラクションを鳴らさないことに感心しました。
これが中国ならば、絶え間なく大音量のクラクションが鳴り響いたことでしょう。
公正取引委員会では、韓国と日本の互助会システムについて情報交換をしました。



それから、宿泊先のコーエックス・インターコンチネンタル・ソウルに向かいました。
本来はチェックインして部屋にいったん入ってから夕食の予定でした。
ところが、渋滞でスケジュールが狂ったため、チェックインの前に2階のレストランに直行、そこで張萬石先生の講和を1時間ほど聴きました。
張先生はパワーポイントを使って、韓国における葬儀事情、および大学の葬礼学科の授業内容などについて話して下さいました。「互助マガジン」発行人の朴大薫氏、韓国におけるエンバーマーの第一人者である金イルグォン氏も同席されました。


夕食は、韓国料理のコースでした



講和が終わると20時を過ぎていましたが、ようやく夕食です。
とりあえず生ビールで喉を潤しました。ビールは、アサヒのスーパードライでした。
お腹を空かせたわたしたちは、なぜか亀の形をした鉄板の上に載せられた焼肉がメインの韓国料理コースを食べました。キムチが辛くて、とても美味しかったです。
ビールの後は、韓国名物のマッコリを飲みました。わたしの向かい側の席に座られているラックの柴山文夫社長と一緒にたくさんマッコリをいただきました。
柴山社長は、「九州男児は飲まないと!」と言いながらガンガン飲んでいました。
いくら飲んでも酔わないので、柴山社長と2人で「もしかして、ノンアルコールでは?」と疑っていましたが、調べてみると、ちゃんと7度ありました。



それから、わたしの隣には互助会保証の審議役である柿木さんが座っておられましたが、年齢の話になりました。柿木審議役は57歳だそうですが、わたしの年齢を告げると、驚いていました。なんと、ご自分とわたしが同年代だと思っていたというのです!
いやあ、これはけっこうショックでしたね(苦笑)。
全互協の本吉常務はわたしのことを「老成している雰囲気ですよね」とか何とか言われていましたが、あまりフォローになっていませんでした(涙)。
そんなこんなで韓国の第1日目の夜は更けていきました。
翌日は、訪問先が6つもある超ハード・スケジュールです。


2012年4月25日 一条真也


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