韓国ブライダル企業訪問

一条真也です。

韓国ウェディング産業振興協会を訪問しました。
バスが場所を間違えるアクシデントがありましたが、少し遅れて無事に着きました。
入口には、大きな花嫁のドレス姿の看板が飾られています。


韓国ブライダル産業振興会の入口


韓国のブライダル業界は、日本と事情が違います。
日本のように大型の総合結婚式場というものがありません。
ドレス・ヘアメイク・写真といった業者が、それぞれ独立して営業しているのです。


基本的に写真館でした

さまざまな撮影用のセットがありました



今日訪れた施設は、基本的には写真館といった感じでした。
さまざまな写真が撮影できる部屋がたくさんありました。
中には、花畑を再現した部屋もありました。どちらかというと、結婚式というよりは葬儀のイメージですね。サン・ライフメンバーズの比企武社長が花畑の中に入って、微笑みながら立っていたのが印象的でした。


日韓のブライダル交流を語り合いました



館内をざっと見学した後は、ドレスのデザイナーなどの韓国のプロフェッショナルたちを相手にミーティングをしました。韓国のブライダル産業は芸能界とも通じているとのことで、みなさん、有名な韓流タレントの仕事もしているそうです。
わたしたちは、韓国のブライダルのスタイルが日本に導入できないか、また日本の結婚式場が韓国に建設できる可能性などについて話し合いました。
さすが韓国はIT大国だけあって、ネットを通じての来客がほとんどだそうです。


これを混ぜ合わせて、自分でビビンバを作ります



ミーティングの後は、韓国ウェディング産業振興協会の隣にある韓国レストランで歓迎の昼食会を開いていただきました。野菜を中心としたヘルシーなメニューでした。
途中でカルビ焼きも出ましたが、最後のビビンバが美味でした。いろんな味噌や具材が出されて、それらを御飯に混ぜ合わせて自分でビビンバを作るのです。
食事中も、若いデザイナーの人たちと通訳を交えて語り合いました。
それにしても、韓国の若者は男女とも手足が長くてスタイルが抜群ですね。
また、日本人に比べてスリムな人が多いような気がします。おそらく、キムチなどの菜食中心の生活がオーバー・カロリーを防ぐのではないでしょうか。
聞くと、カルビの焼肉などはたましにしか食べないそうです。
日本人にとってのスキヤキみたいなもので、カルビの焼肉はあくまでも特別な御馳走です。韓国の人々は、普段は野菜をたくさん食べているのですね。


Duowedを訪問しました



その後、わたしたちはDuowed(デュオウェド)社を訪問しました。
同社は、結婚情報サービスの韓国最大手企業です。
会員数は2万6000人で、年に2500組が結婚するそうです。
今までにも、2万5000組のカップルを生み出してきました。
そのマッチング・システムはコンピュータとマンパワーによるものですが、最近は夫婦の問題や子供の問題についてのカウンセリング業務も始めたとか。同社のカリスマ社長であるキム・へジョン女史を交えて、日韓のお見合いビジネスについて語り合いました。


2012年4月27日 一条真也


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