ブッダに学ぶ。

一条真也です。

マーケティング・プランナーの谷口正和氏が、自身のブログ「発想の画帖」において拙著『図解でわかる!ブッダの考え方』(中経の文庫)を紹介して下さいました。


発想の画帖」の記事「ブッダに学ぶ。」より



谷口氏のブログの記事「ブッダに学ぶ。」では、以下のように書かれています。
ブッダとは仏陀、お釈迦様のことである。
世界宗教ともいえる仏教の本質に迫ろうというのが
本書『ブッダの考え方』(中経の文庫)である。
著者の一条真也氏は大手冠婚葬祭業の経営者であるが、
今や哲学から宗教に至る思想家、研究者として知られる。
思想や哲学に古い、新しいはない。
要は現代に生きる我々にとって、役に立つものかということである。
その点、今ブッダと仏教が示唆するものの大きさを一条氏は説いている。
世界がますます分断し、対立的構造が深まっていく今、
ブッダが説く『中道』の哲学には驚嘆する。
極端なことはしない。対立に陥らない(たとえば戦争)ためには
互いに歩み寄る『中道』の精神こそ重要だろう。
何千年も前の深い洞察の声が聞こえてくる」



これまでも谷口正和氏は、「ラストノート。」、「幸せとは何?」、「つぶやきの伝道者。」、「『死』は不幸ではない」のタイトルで拙著をブログで紹介して下さいました。
その心ある書評には、本当にいつも感謝しています。
谷口氏のブログ記事のことを『図解でわかる!ブッダの考え方』のプロデューサーである「出版寅さん」こと内海準二さんにお伝えしたところ、内海さんから「浜野先生のパーティで谷口さんをお見かけしました。お元気そうでした」とのメールが届きました。
先日、ライフスタイルプロデューサーの浜野安宏氏の出版記念パーティーが東京で開催され、わたしも招待されました。ぜひお伺いしたかったのですが、わが社の大事な行事と重なり、泣く泣く参加を断念したのです。本当は行きたかった!



浜野安宏氏も、谷口正和氏も、わたしのプランナー時代の大先輩です。
若い頃のわたしは、お二人の言葉や行動から多くを学んできました。
ブッダ孔子といった過去の偉人に学ぶことも大切ですが、同時代に生きている縁のある先輩方に学ぶ姿勢も忘れてはならないと思います。
わたしが東急エージェンシーの新入社員だった頃、浜野氏や谷口氏は企画やマーケティングの世界におけるカリスマ的存在でした。そう、まるで生けるブッダ孔子のように、若者たちに流行を教える教師であり、ライフスタイルを導く導師(グル)でした。
谷口さん、このたびは、どうもありがとうございました。


2012年5月29日 一条真也