ハートフル・ピープル・カタログ

一条真也です。

サロンの達人」こと佐藤修さんが、『礼を求めて』(三五館)をご自身のHPで紹介して下さいました。佐藤さんには、これまでにも多くの著書を紹介していただいています。
いつも、心より感謝しています。本当に、ありがたいです。


佐藤修さんのHPより



佐藤さんは、わたしの孔子文化賞の受賞について、次のように書いて下さいました。
「受賞の理由はいろいろあるでしょうが、私は、一条さんの日常生活がその最大の理由ではないかと、勝手に推測しています。うれしいことです」
そして、わたしの日常的な生き方や考えを、定期的にニュースサイトの「毎日jp」のコラムに寄稿していたものに加筆した本だと説明され、次のように述べられています。
「一条さんの書籍はこれまでもたくさん紹介してきましたが、この本は一条さんの人柄や生き方を通して、そうした書籍からのメッセージを実践的に感じさせてくれます。
36項目にわたり、『論語』に語られている『礼』を基本において、さまざまな日常的なテーマが鮮やかに語られています。いずれもとても読みやすく、心に響きます」



また、佐藤さんは「私も最近、孔子に共感を感ずることが多いのですが、一条さんの新しい冠婚葬祭論にもいつも教えられることが多いです。文化の基本は、冠婚葬祭に埋め込まれていますから、そこから見えてくることは多いです」と述べられた後で、「コーヒーなど飲みながら、気楽に読むことをお薦めします」と締め括って下さいました。
いやあ、この最後の一文がたまらなく嬉しいですね!
佐藤さん、本当にありがとうございました。


佐藤修さんのHPより



それにしても、佐藤さんのHPの扉に掲載されている御自宅のバラは美しいです。
礼を求めて』の冒頭に出て来る「花は天国のもの」にも書いたように、花の美はあの世から来ているものだと思います。この世のものにしては、花は美しすぎるからです。
玄関のバラは、今は亡き佐藤さんの奥様もきっと眺めておられることでしょう。


大浦静子さんのブログより



さて、佐藤さんから紹介していただいた方に大浦静子さんがいます。
金沢にお住まいで、最愛の娘さんである郁代さんを見送られた方です。
この大浦さんにもいつも励ましていただいていますが、自身のブログ「mikuちゃんの日記」で、やはり『礼を求めて』について書いて下さいました。
大浦さんは、「一条真也様にはこの度の第二回『孔子文化賞』受賞、心よりお祝い申し上げます」とのお言葉を頂戴しました。ありがとうございました。



かつて、佐藤さんは挽歌1194「挽歌が取り持つ縁」で、大浦さんとの御縁について書かれています。また、大浦さんは「郁ちゃんの輪」と題したブログ記事で、佐藤さんとわたしの3人の輪について書かれました。さらに、佐藤さんはこのような一連の流れをまとめて挽歌1736「久しぶり・・・ではありません」に書かれています。
やはり、この世は不思議な「縁」に満ちた「有縁社会」であると痛感します。


ハートフル・ピープル・カタログ


ちなみに、佐藤さんも大浦さんも『礼を求めて』に登場します。佐藤さんは「自殺のない社会」、大浦さんは「呪いの物語、癒しの物語」にお名前を出させていただきました。
それで、お二人に同書を送らせていただいた次第です。



その他にも、多くの心ある方々が同書には登場しています。
バク転神道ソングライター」こと鎌田東二さん、「隣人愛の実践者」こと奥田知志さん、「孤独死の防人」こと中沢卓実さん、そして「天使」こと金澤翔子さんも登場しています。
最後は、「孔子の子孫」こと孔健さんのことも書かせていただきました。
礼を求めて』という本は、わたしが日々の生活の中で出逢った心ゆたかな人々を集めた「ハートフル・ピープル・カタログ」なのかもしれません。
みなさまとの御縁に深く感謝いたします。


2012年5月4日 一条真也