ネット動画

一条真也です。

おはようございます。
今朝の「朝日新聞」に興味深い記事が出ていました。
「夢つかむならネット動画」という記事です。


朝日新聞」7月2日朝刊より



リードには、「有名になりたい。ただしユーチューブで。テレビ出演やライブに興味がなく、動画投稿サイトで高アクセス数を目指す若者が増加中だ」とあります。
現在、ユーチューブの視聴者は世界で8億人にのぼります。パソコンとカメラさえあれば誰でも動画を投稿できますが、その総量は毎分、累計72時間に及ぶとか。


その中で注目される日本人として、23歳のHIKAKIN(ヒカキン)がいます。
口だけで何種類もの楽器の音を演出するビートボックスのパフォーマーです。
彼は月に1本程度、5分前後の動画を投稿しているそうです。
彼の動画をお気に入りに登録している数は、なんと36万人。
AKB48公式チャンネルの31万6000人上回るというのですから凄いですね。
HIKAKINは、「人見知りだから、ライブやテレビは得意じゃない。ネットなら、世界の人が何年後でも見続けられる。一時じゃなくて、常に有名でありたい」と述べています。


同じ記事では、テレビからネットの世界へ移った芸人さんも紹介されています。
MEGWIN(メグウィン)という35歳のコメディアンです。
彼は、3分以内のパフォーマンス動画を7年間、なんと毎日アップしているとか。登録者数は7万3000人だそうですが、「毎日必ずアップする人はそんなに多くない。毎日することで見られる機会は増える」と述べています。わたしなど、ブログを毎日アップするだけでも大変なのに、動画を毎日アップしている人がいたとは驚きです!
もちろん、ただアップするだけではダメでしょう。
やはり芸の面白さ、実力が求められるはずですが・・・・・。



ユーチューブを運営するのは、かのグーグルです。グーグル社は、2007年から広告収入を同社と投稿者で分け合うプログラムをスタートしました。
同社と契約すると、動画に広告がついて、投稿者は収入が得られるというわけです。投稿者の中には、普通の会社員以上の年収を得る人もいるそうです。
広告会社や製作会社の意向が入るテレビではなく、自分の好きなことを思い切りできて、お金も稼げるネット動画というメディアには、今後も人気が集まっていくでしょう。
わたしも以前は広告マンでしたが、時代の大きな流れを感じますね。
これから、サンレー本社で「夏越の神事」を行います。
その後は、恒例の「総合朝礼」と「本部会議」です。
それでは、今日も頑張ります!


2012年7月2日 一条真也