もう少し、お待ちを・・・

一条真也です。

昨日、衆院選での自民党大勝のお祝いメッセージを安倍総裁にお伝えするため、休止中のブログを一時的にUPしたところ、大量のアクセスが集中して驚きました。
「この日を待っていました」といった内容のメールを知人からもたくさん貰いました。
けっして本格的なブログ再開ではありませんが、みなさんの反応を嬉しく思いました。


サンレー創立46周年記念式典のようす



ブログがないと、わたしの近況がわからないという方も多いです。
ブログを休止してから数ヶ月、ひたすら仕事に励んでいます。
おかげさまで、サンレーグループは11月に創立46周年を迎えることができました。
今年は、結婚式場の設備投資再開、高齢者介護事業への進出、そして10の紫雲閣がオープンするという大きな動きのあった1年でした。今月25日のクリスマスにも、沖縄県名護市に「北部紫雲閣」がオープンします。
仕事も忙しいですが、この数ヶ月間、さまざまな場所を訪れました。
ヨーロッパをはじめ、世界の各地に行きました。今月も台湾に行ってきましたが、いずれブログを本格再開したら、訪問地についても詳しく紹介する予定です。
また、ブログを書かない時間を使って、多くの本を読みました。
それこそ、300冊以上は本が読めました。『あらゆる本が面白く読める方法』(三五館)を書いた頃の読書ペースが戻ってきました。特に、これまで読む時間がなくて溜めておいた哲学、宗教学、人類学、民俗学社会学の研究書をたくさん読めて収穫大でした。
この読書経験は、必ず、仕事や執筆に活かしたいと思います。
執筆といえば、「一条本」の愛読者で東京にお住まいの方が「不識庵の面影」というブログを書かれています。かの稲盛和夫氏と並べるなど、わたしのことを過分に評価しておられて面映いのですが、とても素晴らしいブログですので、ぜひお読み下さい。


山下泰裕氏と



そして、この数ヶ月間、さまざまな方にお会いしました。
「史上最強の柔道家」と呼ばれる山下泰裕氏にも初めてお会いしました。
山下氏は、「NPO法人道教育ソリダリティー」の代表として、柔道を通じた国際交流を推進しておられます。特にミャンマーとの国際交流に情熱を燃やしておられ、その関係で「日緬仏教文化交流協会」の代表である佐久間進会長と会談の席が設けられ、同協会の理事であるわたしも同席しました。
ミャンマーの件についても大いに意見交換させていただきましたが、わたしには山下氏と柔道の話をたっぷりさせていただいたことが何よりの至福の時間となりました。
わたしの「一条真也」というペンネームは、梶原一騎原作のテレビドラマ「柔道一直線」の主人公「一条直也」にちなんだものです。そのことを山下氏にお伝えすると、とても驚かれ、それから嬉しそうな笑顔を見せて下さいました。


村上和雄氏と



サムシング・グレート」で有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生にも初めてお会いしました。「サムシング・グレート」とは「神」や「仏」や「天」などと呼ばれる人間の世界を超えた偉大な存在です。その言葉の産みの親である村上先生とは、11月初旬に開催された「ダライ・ラマ法王と科学者の対話」のレセプション・パーティーでお会いしました。
その後、村上先生に拙著をお送りしたところ、わざわざ丁重なお電話を頂戴しました。


矢作直樹氏と



また、「勇気の人」こと東京大学大学院教授の矢作直樹先生とは「死」についての対談を行いました。矢作先生は、ベストセラー『人は死なない』を書いた臨床医です。
医学者と冠婚葬祭業者が「死」について語り合う前代未聞の対談本になると思います。
矢作先生との対談本はPHP研究所から来春の刊行予定です。
村上先生と矢作先生の対談本も祥伝社から計画されているそうです。
わたしも祥伝社から刊行される『日中韓のしきたり』(仮題)という本の監修を務める予定です。孔子の説いた「礼」の思想で日本・中国・韓国の平和を考えたいと願っていますが、それにしても新しい「縁」の広がりを感じます。
ただただ、サムシング・グレートに感謝するばかりです。


奥田知志氏と



そして昨日、わたしは北九州市八幡東区荒生田にある東八幡キリスト教会を訪問しました。ホームレスの方々の「人間の尊厳」を守る寄付金をお届けするためです。
贈呈式で、「隣人愛の実践者」ことNPO法人・北九州ホームレス支援機構の奥田知志理事長から感謝状を頂戴しました。「歳末助け合い運動」ではありませんが、これで年が越せる気分になりました。牧師でもある奥田理事長はわたしと同年齢ですが、つねに困窮者に寄り添い、奉仕に人生を捧げる姿には、心からの敬意をおぼえます。
支援機構では、ホームレスの方々の住居となる「抱僕館」を今年の秋に建設する予定だとか。この施設は、「助け合い」のシンボルとなる予感がいたします。
これからも、わが社は出来る限りの協力をさせていただく所存です。
自民党政権になっても、けっして弱者を切り捨てる社会にならないように、安倍新首相には、ぜひとも「互助社会」の実現をお願いしたいです。



ということで、わたしも何とか元気でやっております。
ブログは必ず再開します。デザインを一新したニュー・ブログにご期待下さい!
それまで、どうか、もう少しだけお待ち下さいませ。まずは、近況報告まで。


2012年12月18日 一条真也