天使の「天下布礼」

一条真也です。

東京に来ています。
赤坂見附で打ち合わせを2件済ませた後、わたしは銀座へと向いました。
画廊「晶アート」を訪ねて、オーナーの大川原有重さんにお会いするためです。
見本ができたばかりの『140字でつぶやく哲学』(中経の文庫)をお渡しすると、年間に600冊の本を読むという大川原さんは非常に喜ばれ、「早速、明日からの出張で読ませていただきます」と言われていました。それから、大川原さんが金澤翔子さんからの預かり物があるといって、1枚の大型半紙を渡してくれました。
手にとって見てみると、なんと、それには「天下布礼」と書かれています。
言うまでもなく、わが活動のスローガンであり、人間尊重思想の普及を意味します。


金澤小蘭「天下布礼」


ブログ「天使」で紹介した天才書家の金澤翔子さんが、わたしのために書いて下さったそうです。しかも、彼女の雅号である「小蘭」の揮毫入りです。
これ以上に素晴らしいプレゼントはありません! わたしは、心の底から感動しました。
現在、翔子さんは全国の一流美術館から展覧会のオファーが相次いでいます。
名実ともに、日本を代表する書家となっているようです。
大川原さんも、翔子さんの展覧会を中心に、「空前絶後」の仕事をする計画を立てておられるとか。今日も「晶アート」で、翔子さんが建長寺において書かれた7メートル大の「摩訶般若」の字を見せてもらい、圧倒されました。

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金澤翔子さんと


翔子さんからプレゼントされた「天下布礼」の書は、宝物にさせていただきます。
天使がくれた「天下布礼」は、わが志を果たすための大きな支えとなるものと確信いたします。金澤翔子さん、本当にありがとうございました!


2010年10月20日 一条真也