2011年「庸軒ごよみ」

一条真也です。

2011年度の「庸軒ごよみ」が完成しました。
わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。
1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。


                  2011年度版ができました!


庸軒ごよみ」誕生のきっかけは、2006年のサンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。
すると、うれしいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。
明日、11月18日はサンレー創立44周年の記念日です。
松柏園ホテルで開催される「創立44周年記念式典」の終了後に、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に社員に配ります。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。


                  12の道歌が掲載されています


このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。
いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだものです。
たとえば表紙には、「人間関係を良くする道歌」として、「世間とは住みにくきものと言ふなかれ 住めば都と思ひて生きよ」という歌が掲載されています。また、最初の1月の短歌は、「新しき時代をひらく始まりは おのれを変えることと知るべし」です。
3月は、「礼すれば人も返せり お互いに相手重んじ心軽やか」。
6月は、「縦糸と横糸張りて空に浮く凧のごとくに生きる幸せ」。
10月は、「利のもとは義にあることを知りたれば 天下まわりて追い風吹けり」。
とまあ、こんな感じです。「無縁社会」を吹き飛ばし、少しでも「有縁社会」そして「心ゆたかな社会」としてのハートフル・ソサエティの到来を呼び込むための言霊を集めました。



このいカレンダーには、「月齢」および「六輝」も入っています。
また、スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。
わたしの短歌は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評なんですよ!
明朝よりオフィシャルサイト「ハートフルムーン」でプレゼントのご案内を開始します。
数に限りがございますので、ご希望の方は早めにお申し込み下さい。


2010年11月17日 一条真也