美学者来たる

一条真也です。

今日は、サンレーグループ国葬祭責任者会議が松柏園ホテルで開かれました。
各地から紫雲閣の支配人をはじめ、責任者が集まってきていますが、今回は特別講演を企画しました。今年から本格的にスタートしたグリーフケアの勉強のためです。
講師は、このブログでおなじみの「京都の美学者」こと秋丸知貴さんでした。


                  講演する秋丸知貴さん


講演は、「グリーフケアの思想史的考察ーなぜ『葬式は必要!』なのだろうか?」という非常に長いタイトルでした。秋丸さんは、拙著『ハートフル・ソサエティ』(三五館)、『愛する人を亡くした人へ』(現代書林)、『葬式は必要!』、『ご先祖さまとのつきあい方』(ともに双葉新書)などの内容に触れながら、グリーフケアについて話をしました。
講演の後は、参加者から積極的な質問も相次いで、80分の講演が終了しました。


                  松柏園ホテルのラウンジで


秋丸さんの講演後は、わたしが社長訓話を1時間ほど話し、懇親会に移りました。
もちろん、秋丸さんは懇親会にも参加され、わが社のみんなと交流を深めていました。
懇親会後に松柏園ホテルのラウンジで開かれた二次会では、少々酔われたのでしょうか、秋丸さんはずっとウーロン茶を飲んでいました。
しかし、三次会で訪れた「小倉の止まり木」ことスナック・レパードでは、わたしと同じウィスキーのハイボールを啜りながら、布袋寅泰の「サレンダー」や「POISON」、桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の惑星」などを熱唱していました。


                  ハイテンションで歌う秋丸さん


何かに憑かれたようにハイテンションで歌うので、ちょっとビックリしました。
気持ち良さそうに歌う美学者の顔を見ていたら、わたしまで幸せな気分になりました。
秋丸さん、今日は大変お疲れさまでした。
なんでも、講演の準備で今日の朝方まで起きていたそうですね。
どうか、今夜はぐっすり休んで下さい。


2010年12月13日 一条真也