隣人祭り〜秋の観月会

一条真也です。

今夜は、サンレーグランドホテルで「隣人祭り〜秋の観月会」が開催されました。
わが社がサポートさせていただいている年間500を超える「隣人祭り」の中でも最大級のイベントです。満月ということもあって、300人以上の方々がお越しになられました。


                        受付にて

                    たくさん取材を受けました


隣人祭り〜秋の観月会」もだんだん知られてくるようになり、今日は新聞や雑誌の取材陣がたくさん来られました。どうやらマスコミの方々は今夜のイベントだけでなく、わが社の新規事業である有料老人ホーム「隣人館」のことを聞きたいようでした。


                   今夜は、見事な満月でした

                  フラダンスは死者への贈りもの

                  素晴らしいオペラも堪能しました


18時からは「長寿祝い」で、鷹見神社の宮司さんによる厄除け神事を執り行いました。
また、クラッシック演奏をはじめ、ナニフラスタジオ福岡の「フラダンスショー」など、盛りだくさんのアトラクションも行われました。ちなみに、フランダンスとはもともとハワイの盆踊りのようなもので、死者を供養するためのものだそうです。
オペラ歌手の松山麻奈美さんによる「ソプラノコンサート」では、「月の砂漠」、「荒城の月」「千の風になって」などが熱唱され、美しい歌声が秋の夜空に流れました。


                  スクリーンで「月の神秘」を解説

                いよいよ、「月への送魂」がはじまる


そして、何といっても、ハイライトは今夜のメインイベントである「月への送魂」です。
まずはスクリーンに「月の神秘」を解説する映像を映し出します。
その後、神官が天に向かって弓矢を放つと、緑色のレーザー光線が発射されます。
夜空に浮かぶ満月をめがけて、故人の魂をレーザー(霊座)光線に乗せて送るという、まさに「月と死のセレモニー」です。じつに、ロマンティックです!


                  霊座(レーザー)光線が月に届く!


今夜は、満月が雲に隠れたり姿を見せたりの繰り返しでハラハラしましたが、みなさんの願いが通じたのか、最後には見事な姿を現しました。
その瞬間、盛大な拍手と歓声が起こったことは言うまでもありません。
隣人祭り〜秋の観月会」は、すっかり秋の風物詩になったようです。
今宵の満月を見上げながら、東日本大震災の犠牲者の方々の御冥福を祈りました。


2011年10月12日 一条真也