「心の商社」めざして

一条真也です。

今朝、九州を代表する経済誌である「ふくおか経済」の1月号が届きました。
そこに、わたしのインタビュー記事が1ページ掲載されています。
「3月から『隣人館』で施設型介護事業に参入」というタイトルで、「上級心理カウンセラー資格者増やし『心の商社』目指す」というサブタイトルがついています。


「ふくおか経済」2012年1月号



まず最初に、「隣人館」のことに触れています。
詳しくは、ブログ「隣人館の起工式」をお読み下さい。
なぜ介護事業に参入するかについて、わたしは次のように語りました。
「私は常々『人間尊重』をテーマに礼を広げる『天下布礼』を掲げていますが、これを実践する事業です。全国展開には各地の互助会にも協力を要請する計画です」
また、東アジア冠婚葬祭事業研究会の話題の後、「新たに難易度の高い専門資格者が誕生したとか」という質問を受け、以下のように述べました。
「私は冠婚葬祭業は斎場・式場を作ればいいという“ハード”から“ハート”重視へ変わるべきだと考えています。その一環で、当社は1級葬祭ディレクターの有資格者を日本トップクラスの約200人抱えています。そしてこの度、新たに上級心理カウンセラーの資格をグリーフケア担当の社員3人が取得しました。同資格は様々な心理療法技術と高いカウンセリング能力を証明するもので、冠婚葬祭業での取得は初めてでしょう」



この資格については、ブログ「上級心理カウンセラー」に詳しく書きました。
さらに、わたしは上級心理カウンセラーについて、次のように述べています。
「言わば心の専門家で、グリーフケアの上では非常に重要になる資格だと思います。そこで3年以内に社会で取得者を100人にまで増やし、いち早くあらゆる業界の中で有資格者数日本一になるよう目指します。また、震災被災者へのグリーフケアは喫緊の課題ですから、被災地への有資格者の派遣も検討しています。同時に、冠婚事業でもいろんなお悩み相談に対応していき、当社が出発点となり様々な場所、いろんな業界でご相談にのれる心の総合商社、カウンセラーバンクになりたいですね」



最後は、『世界一わかりやすい「論語」の授業』(PHP文庫)や『のこされた あなたへ』(佼成出版社)などの著書の話題の後、「昨年は創業45周年でした」と投げかけられ、わたしは「今年は創業50周年に向かう最初の年です。最近の無縁社会を解消させるためにも婚活支援も強化していきます」と結びました。
「心の総合商社」をめざして、がんばります!


2011年12月29日 一条真也