やったぜ、日本!

一条真也です。

今夜は、ロンドン・オリンピックのサッカー日本代表、やりましたね!
スコットランドグラスゴーで行われたスペイン戦で堂々の勝利を収めました。


相手は、なんといっても世界の超強豪であり、優勝候補の最右翼です。
かつて「ドーハの悲劇」に涙した者の1人として、このたびの「グラスゴーの奇跡」に再び涙しました。サッカーというスポーツには、戦争の代用を果たす平和的機能があります。
その意味では、今夜のスペインと日本の決戦を、わたしはスペイン「無敵艦隊」と日本「連合艦隊」の時空を超えた夢対決のように感じました。


ロンドン五輪のサッカー男子で、日本は1次リーグD組です。25日に初戦を白星で飾った女子の「なでしこジャパン」に続く勝利を目指して、スペインと激突しました。
やったぜ、日本の女も男もよくやったぞ! 本当に、偉いぞ!


試合開始から攻めるスペインに対し、よく守っていた日本ですが、前半34分、右CKに大津祐樹が右足で合わせて先制しました。
思わぬ失点に慌てたスペインはここからミスを連発します。
41分には、永井謙佑の突破を止めたイニゴ・マルティネスが退場処分を受けます。
1点を先制した日本は、数的優位というアドバンテージを得て、試合を折り返しました。
後半に入ると、1人多い日本が主導権を握り、永井や清武がゴールを狙います。
フィニッシュの精度を欠いて追加点は奪えませんが、吉田や徳永を中心とした守備陣が体を張った守りを見せてくれました。
結局、大津の1点を守りきった日本が、スペインから大金星を奪いました。


それにしても、わたしには日本は終始ゲームをリードしたように見えました。
本当に快挙だと思います。やっぱり日本人ですから、日本が勝つと嬉しいですね。
わたしは、ずっとテレビの前で「ウイ・アー・ザ・チャンプ、ウイ・アー・ザ・チャ〜ンピオンズ♪」」とつぶやきながら応援していました。ちょっと古い?


日本と同じD組のモロッコホンジュラスは、2―2で引き分けました。
これで、日本が勝ち点3で、なんと首位に立ちました。
ロンドン五輪そのものが楽しみになってきましたね。
やったぜ、日本! 坂の上の雲をめざして勝ち続けてくれ!


2012年7月27日 一条真也