癒しの音楽♪

一条真也です。

音楽を聴く目的の一つに、「癒し」を求めるということがあります。
わたしのパソコンやi−Podには各種のヒーリング・ミュージックイージー・リスニングがたくさん入っていますが、やはりクラシックや映画音楽に名曲が多いように思います。
わたしがクラシックで一番好きなのは、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」です。


この曲を聴くと、本当に心の底からリラックスできます。
気分がおだやかになってきて、昼寝をしたくなります。
ハウステンボスに「クリスタル・ファンタジー」という素晴らしく幻想的なアトラクションがありますが、この「牧神の午後への前奏曲」をテーマにしています。
かつて元気な頃のマイケル・ジャクソンが訪れて非常に気に入ったということでした。

また、映画音楽で一番好きなのは、ヴィクター・ヤングの「八十日間世界一周」です。


前に「ジェットストリーム」のエピソードでブログに紹介しましたね。
1966年にハリウッドの大プロデューサーとして知られたマイケル・トッドが製作した大作映画の主題歌です。
ジュール・ヴェルヌ原作の気球に乗って世界を一周する冒険物語です。
「トッドAO方式」と呼ばれるワイドスクリーン撮影により、世界各国の多彩な風景がカラーで撮影され、多くの観客の目を楽しませました。
もちろん、日本も登場します。
また、酒場のピアノ弾き役にフランク・シナトラとか、インドの姫役にシャーリー・マクレーンといった配役の面白さもこの映画の魅力でした。

この映画の影響か、わたしは子どもの頃から気球が大好きでした。
それ以来、「いつか、気球に乗って、どこか遠くへ行きたい」が口癖になりました。
気球に乗ったまま行方不明になった「気球おじさん」という人が話題になったとき、周囲がわたしの未来を大変心配したことを記憶しています。でも、気球に乗って空に舞い上がることを想像しただけで、わたしの心はたまらなく自由になります。
自宅には、さまざまな気球グッズを揃えていますが、「八十日間世界一周」のメロディーを聴きながら気球グッズを眺めることが、わたしのドリームタイムなのです。

                    わが家の気球


2010年3月22日 一条真也