「君にサヨナラを」

一条真也です。

最近、わたしが一番よくカラオケで歌うのは、桑田佳祐の新曲「君にサヨナラを」。
男性用スキンケアのCMで流れていますね。


桑田佳祐は「風の詩を聴かせて」という葬送のメッセージ・ソングを作りましたが、この「君にサヨナラを」も同じテーマだと思います。
ただし前者が故人の家族に向けた歌であるのに対し、後者は友人に向けた歌です。
「さらば友よ、いとしい女性(ひと)よ」というフレーズは胸にぐっと来ますね。


わたしの小倉での飲み友達に、トップ保険サービス社長の野嶋康敬君がいます。
小倉祇園で太鼓を叩き、子どもたちに空手の指導をするナイスガイです。
野嶋君は高校の同級生ですが、付き合いがあったのは大学に入って上京してから。
彼が上智、わたしが早稲田と、大学は違ったのですが、妙に気が合って夜な夜な六本木で一緒に遊んでいました。
その頃のドライブといえば、サザンオールスターズばかり聴いていたような気がします。
唯一の例外はユーミンぐらいでしょうか。
わたしと同じく、彼も大のサザン・ファンです。
一緒にカラオケに行って、よくサザンの歌を歌います。
もっとも律儀に新曲を歌うわたしに対して、彼は古い歌ばかりなのですが。
思い過ごしも恋のうち」などもなかなかですが、彼の「女呼んでブギ」はとにかく最高!
古い曲しか歌わない野嶋君ですが、わたしが先に死んだら、ぜひ「君にサヨナラを」を歌ってほしいですね。悪友への追悼歌として。

                           
                    友人の野嶋康敬君


2010年3月22日 一条真也