兼六園

一条真也です。
金沢に来ています。
今日は、朝から紫雲閣の建設候補地を視察しました。
金沢市野々市町などを車で回りました。なかなか良い物件をいくつか見つけたので、これから楽しみです。
道すがら、何度か桜吹雪が宙を舞っていました。最初は、「春の雪?」と見間違ってしまいました。金沢の雪と同様、金沢の桜の花びらも滞空時間が長いように思います。能が盛んな金沢では、桜吹雪さえ「幽玄」そのものです。

金沢城址の前で

夢の空間への入口


そこで、どうしても兼六園の桜が見たくなりました。いつもは4月初めに北陸大学の入学式に出るために金沢を訪れますので、そのときに兼六園に足を伸ばし、桜を楽しみます。
でも、今年はスケジュールがどうしても合わず、入学式に出れなかったのです。タイトなスケジュールを何とかやりくりして、車を金沢城址まで飛ばしました。
そこからは、1人で兼六園を散策しました。

見事に咲き誇る兼六園の桜

まさに日本最高の名園

桜の花びらが浮く池を泳ぐ錦鯉


しばし、時を忘れ、呆然と桜をながめていました。
兼六園は、江戸時代の代表的な林泉回遊式大庭園の特徴をそのまま残しています。日本三大庭園のひとつというよりも、日本最高の名園です。まさに、加賀百万石が誇る「美」の最高傑作が兼六園でしょう。
今日は、良い目の保養というか、命の洗濯ができました。
これから、北陸大学で開催される講演に向かいます。


2010年4月14日 一条真也